七星
対人関係で悩んでいるのが伝わってきたよ。
自分以外の人間は互いにどう繋がっているのか、またその関係をどう維持しているのかが気になるんだね。
もう少し掘り下げると、信用と信頼はどう違うのかという疑問に行き着くんだ。信用は条件付きで、信頼は無条件のもので「信じられない時にあえて信じる」のが信頼だ。とある人は言っていたな。
だから、選択ひとつで崩壊してしまうのは信用。
でも、崩壊しても何の影響もないのが信頼、つまり人との繋がりだね。
信用はクレジットカードの審査のように預金残額や収入額や勤続年数やそういった自分が持っているモノに対して使う感じだと思って欲しい。だからひとつの過ちで下がったりする。
信頼は字の如く「(その人を)信じて頼る」だ。君が飛行機に乗るときはパイロットを信頼することになる。そういうヒトに対する感覚だ。
対人関係を築くときはこの「信頼」がポイントになるんだ。
つまり巨大な積木が自分や相手のせいで壊れてたとしても、信頼があればお互いの関係には何の影響もないってこと。
気づいている通り、君が今上手くいかないのは、君が人を信じて頼りにすることを避けているせいかもしれないんだ。
それにはまず君の不信感がどんなときに起こるか自己観察してごらん。
それが大人や親に対して強く感じるのか。
それとも友人に感じるのか。
自分を知ることからはじめてごらんよ。