こんなに生きなければよかった
毎日遺書と自殺方法ばかり考えていた高校生の頃と今は何一つ変わらない
無駄な半生を送ってしまったんだ
あの頃にちゃんと死んでおけばよかったのに
ただ周りに迷惑をかけただけだった
病気で働けない
でも解明されていない難病だから医療保険も障害年金も対象にならない
働けなくてお金がないのに、どうしようもない
元気になるための治療費も尽きた
生きていく術がもうわからない
夫も会社員じゃないから扶養制度もない
私にももっと稼いでほしいと言うのはわかるけど辛い
働きたいけど身体が痛い、動けない、辛い、苦しい
私の親にまで援助を求められて、親だって余裕がないのにそんなこと言わないであげてほしい
両親とも苦労して生きてきたんだから、これ以上やめてほしい
でもその更なる苦労をかけようとしている原因は紛れもなく私だ
私がちゃんと稼げてさえいればそんなこと言われなかったのに
もう情けなくて悔しくて涙が止まらない
この歳になってこんなにお金がなくてみじめだ
何も買えない電車賃もない
高校生の時にちゃんと死んでいれば、両親だって今頃私を忘れて楽しく生きてるだろうし
夫だってもっと稼ぎのよい妻と出会えていただろう
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
病気は被害者意識が生み出してる?自分の意識が起こしてる?
そうかもしれない、そうかもしれないけど
それが何なのか全然わかんない
ならどうやったらそれをやめられるの??
やめられるなら私もやめたい、苦しいのも痛いのももう耐えられない
追い詰められる、もう打つ手がないんだ
助けて、助けて、誰か
健康かお金のどちらかだけでもあればいいのに
どうしたらいいの
なんで希望を持ち続けてしまったんだろう
頑張っていればいつか幸せになれる、幸せになりたいなんて夢を持ってしまったんだろう
私には無理だった。私は負けたんだ。
もう、頑張れない。
ごめんなさい
私は幸せにはなれなかった
結局ずっと苦しくて辛いままだった
ごめんね、ほんとは、ほんとは普通に幸せになりたかった
ごめんね
幸せにできなくて、ごめん
ごめんね