「しにたい」は「幸せになりたい」なんてよく言うけれど、私は別に幸せじゃないわけじゃない。
どちらかというと幸せな部類の人間に分類されると思う。それなのに死にたいと思ってしまう。
理由があって死にたいわけじゃない。
どうしようもなく、死にたいという気持ちに囚われてしまうだけ。
辛くて苦しくて死にたい人からしたら、ふざけるなと怒られてしまう対象でしかない。
死にたいくせして、死ぬ勇気はない。
両親、兄弟、少ない友人に迷惑をかけたくない。
こんな事を考えているなんて知られたくない。
「楽観的で明るい子」「悩みのない子」の虚像を守り続けていたい。
通り魔に刺されて死ぬとか、事故に巻き込まれて死ぬとか、病気になって死ぬとか、そういう死に方が良い。
明日を生きたくて生きられない人には申し訳ない気持ちでいっぱいだけれど、1日でも早く死ぬことが、私の切なる願いです。