貴方はきっと知らない。
私が貴方を好きになったときを。
きっと貴方は、最近だと思っているね。
普通に考えれば、そうだよね。
本当は
貴方が居なくなってしまったとき、
その時すでに小瓶で
告白してたんだ。
でも、流すのをやめた。
やめなければ、きっと今頃には絶対流れてただろうに。
消しはしない。
それも大事な僕の気持ちで。
それも大事な僕の思い出で。
貴方はきっと知らない。
その気持ちをどれだけ伝えようかどうか悩んだことか。
分かっていた。
私は親友のそれ以下でもそれ以上にもなれないことを。
『恋愛としては見れない』
うん、わかっていたよ。
貴方が大切なのは、親友というところ。
振られるのは、分かっていた。
だから、受け入れるしか無いと思った。
すっぱり、そう、すっぱり振られたほうが諦めが付くと思った。
でも、捨てようとしてる恋心が
捨てきれないんだ
貴方の特別でいたくて
貴方とこの先も一緒にいたくて
そんなん、親友でも出来るじゃんって思うかも知れない。
実際、そうなのかも知れない。
だけど
貴方を理由無しで抱きしめたいし
貴方となんの理由もなく手をつなぎたい。
二人でお出かけして
愛を囁きたい。
そう。
そんな馬鹿げた理由。
貴方を困らせてしまうのも
貴方の迷惑になることも
分かってた。
分かってたけど、返事が欲しかった。
少しで良かった。
少しでいいから、聞いてほしかっただけなんだ。
そう、思いたい。
貴方が最初OKしてくれたとき、嬉しかったな。
でも、不安にもなって。
貴方が自分の気持ちで断ってくれたとき
貴方に無理して付き合わせなくて
良かったなあって思って
辛い。辛かった。
幸せからの絶望。
結局、僕の恋って実らないんだなって思った。
これから先、もう恋出来ない気がした。
初恋相手は記憶喪失。
親友は親友がいい、か。
正直、もうこれ以上辛くなりたくないから
新しい恋なんてもう、したくないね。(笑)
でも、
貴方が好きだから
だからね、
貴方には自由で居てほしいの。
私の我がままで
貴方を縛り付けたくないの。
改めて。
きっとこの小瓶が流れるのは12月の半ばかな。
大好きだった。
まあ、今も大好きだけど。
でも、それは、今日で終わり。
きっと、消えないだろうけど
貴方とこれからも楽しく話したいから。
貴方とこれからも一緒にいたいから。
だから、
この気持ちは封印する。
おやすみ。
おやすみ、恋心。
貴方もやめる。
貴方が好きだった。
キミが好き。
期待したって
きっと意味がないから
きっと叶うことなど無い
そう思ってたほうが
楽だから。
諦めきれないのを
頑張って諦めるよ。
考えてくれてありがとう。
最初に僕のこと考えて言ってくれてありがとね。
自分の気持ちちゃんと言ってくれてありがとう。
これからも仲良くしてくれてありがとう。
キミが大好きです。
親友より。