今は亡き母に元養父の扶養を頼まれましたが、拒否しました。戸籍も母が存命のうちに変更して元養父から逃げるように仕事中心に生きてきました。
世間から見れば、薄情な人間だと思われるかも知れません。それでも、私は自分の人生を自分の意思で決めて生きたかった。
たとえ実の親でも、自分以外の人は血の繋がった他人だと生前の母に言ってしまいました。、、きっと、母親のこころを抉るには充分過ぎる言葉だったのでしょう。
自立したくて選んだ看護師という仕事をいつの日か『これで良かったんだ』と、心の底から思えるような生き方ができますように。
そして、嬉しいことや楽しいことには素直に笑えるような日々が送れますように。辛い時や悲しい時は泣いてもいいし、疲れた時には心を休めてまた頑張れるような人間になれますように。
いま、自分の隣に寄り添ってくれるひととこの手紙を読んでくださったあなたへ感謝を込めて。