過去にも似たような小瓶を流したけども、未だに自分の本質について悩んでしまう。
「俺」は感情的な自分。
「私」は理性的な自分。
人と接する時は基本的に「私」を使う。
敬語とまでは行かなくともですます調の丁寧語をなるべく使う。
ハンドルネームは名前を少し変えただけなんだけど、女性だと思われてたらしくて驚いた。
由来は、昔「Yukito」と名乗っていて周りから「ゆきさん」呼びが定着してたから宛メでは「ゆき」を使った、という単純な理由なんだけど。
アバターも男キャラだったし、女性と思われる要素無いと思ってたけど「ゆきさんって中の人女性?」って聞かれたこともあった。
前に流した小瓶では「俺」は兄で「私」は妹のようなイメージだという返事ももらったし、自分で思ってる以上に「私」は「優しい女性」を連想させるのかもしれない。
(女性の方で女性は優しいものみたいな押し付けみたいに思われたらごめんなさい。)
初めて「私」から返事をもらった人は「俺」の小瓶の酷さを見て幻滅するかもしれないし、「俺」の小瓶を先に見た人が「私」の返事見て何言ってんだコイツってなったかもしれない。
人格が分裂してるとかじゃなくてどっちも自分なんだと理解してるつもりだけど、
「俺」が「私を」使って良い人にみせかけているのか、「私」が「俺」を使って露悪的に振る舞っているのか分からなくなる。
高校の時だったか、卒業文集だか未来への自分に宛てたメッセージだか忘れたけど「やりたいことも何もないし希望もなにもない」的なこと書いたらダメ出しされた。
そして「今はやりたいことは見つかっていない、だけど大人になるまでに見つかって欲しい、そのために今を頑張っていきたい」みたいに書き直した。
担任には「どうしてお前は書こうと思えばこういう前向きな事書けるのに、変に否定的な事したがるんだよ(笑)」みたいに言われたっけか。
後者の方が教師受けが良いのは始めから分かっていた。
でも最初からその通りに書いていたら自分の気持ちに嘘をついてしまう。
だから却下されると分かっていても夢も希望もないって正直に伝えたかったんだよな。
高校の先生達は嫌いじゃなかったから、なるべく本当の自分を分かって欲しかった。
こう書くと「俺」が本質のようにも思えてくる。
そうなると「私」は他人に受けが良いように自分なりに考えて、分析して、行動や発言を選択している「作り上げた自分」だと感じてしまう。
そして自分のどこまでが本音で、どこまでが作ったものなのかが曖昧になってくると悩んでしまう。
俺の小瓶を好きだと返事くれた人は「俺」をみているのか「私」をみているのか、それとも両方なのかどちらだろう?
そしてその人も「私」のように相手に受けが良いように合わせているだけなのでは?と考えてしまう。
もし「私」の性格を好意的にとらえてくれる人がいたら、その人の「私」に対するイメージを壊さないようにしないと行けないと思いつつ、「俺」が出てきている時点で矛盾してしまう。
でも「俺」も分かって欲しいというジレンマ。
きっと大人になりきれていない。
真っ当な大人になれていたら「俺」は消えて理想的な「私」として生きていて、きっとこの場に辿り着くこともなかったんだろうな。
久々に自分の性格だか人格だかよく分からない俺と私について書いてたら長くなった。
これを書いてるのは「俺」か「私」かそれともどちらでもない自分か、それともたまたまこの時だけ書きたくなった一時的な感情の産物なのか、なんなんだろう。
ここまで読んでくれた人はありがとう。
194097通目の宛名のないメール
お返事が届いています
さちこ
ゆきさん、お久しぶりです。
最近は色々ありまして、ゆきさんの小瓶にあんまり来れませんでした。
私はゆきさんの私も俺もどちらも大好きです。ゆきはんは優しい人です。
いつも素敵なお返事も小瓶もありがとう。
名前の有った小瓶
(小瓶主)
ごろーへ
いつもありがとう。
社会人という感じというか、
実際社会人だしなw
そしてイメージに反して悪いがタバコは吸わないんだ…。
ごろーから呼び捨てしてって言われたからごろーに対しては『俺』つかうけど口調に引っ張られる部分もある気がする。
知らない人がみたら何でごろーにだけ態度違うんだよって思われそうだなw
以前とある1人称について触れた小瓶に『なりたい自分の表れ』っていう書込みをみてなるほどなと思ったよ。
『私』を使うと大人としての自分が出てくるから基本的に感情的な表現は抑えられるし優しい印象を与えやすい。
ただ大人としての理性で『仕方のないこと』と自分で感じたものについてはドライで合理的、冷たいと思われる判断や思考になることもある。
宛メがもし仕事だったとしたら俺は多分『私』しか使わなかったと思う。
こんなことを書くと『私』は演技してる人格だとも思われそうだけどね。
郵便受けの話は普通に楽しかったよ。
自分の返事に反応あれば嬉しいし、そのおかげで忘れていた懐かしい漫画を思い出せたからね。
調べてみたら作者は当時高3だったみたい。
懐かしくて漫喫で探して読み直しちゃったよ。
作者のあとがきで『今だからぶっちゃけるけど、当時これ狙って書いた』みたいに書いてあって『やられたなw』って思ったよw
それでもこうして誰かの思い出に残る漫画って良いなと思った。
話がそれたなw
何かあればここでも郵便受けでも良いから言ってくれw
名前の有った小瓶
(小瓶主)
ななしさんへ
お返事ありがとうございます。
そうですね…
私も俺もどちらも自分自身だと思っています。
そしてやはり『ウソ』をつきたくないんですよね。
『私』は自分でも優しいだろうなと感じます。
『俺』に言わせると自分で優しいとか言うのはおかしい。ってなりますが。
何て言うんでしょうね、誤解させて傷付けたくないんですよね。
例えるなら
『付き合ってた頃はすごく優しい人だと思ってたのに、結婚したら全然優しくなくなった』
みたいに思われたくない、って感じですかね…。
だからこそ『私』は『俺』を小瓶で流したり見えるところに置いておいたりして、騙してたりウソをついたりしてないと伝えたいのかもしれません。
ななしさん自身のことについて教えてくれたのは嬉しかったです。
私に対して『ここまでだったら自分の事を話しても良いor知ってもらいたい相手』と思ってくれたのかなと感じました。
過去にも小瓶をみたり返事をくれてた方なのだろうと思ってます。
私も会食は得意ではないのですが、何故か前のチームとは月イチくらいで何かしら食べに行ってますね。
こうして話してもらうと
『じゃあご飯でも食べに行きませんか?苦手なら無理にとは言いませんが…。』と誘いたくなってしまいます。
宛メでは無理ですけどね…(笑)
ななしではなく個人として認識したい、と思ってしまいますが、認識してしまうと、ななしさんとしても言いたいことが言いづらくなってしまうとかあるのかもしれませんね。
また気が向いた時、気が向いた小瓶に返事をくれたら嬉しいです。
ごろー
ゆきへ
なんか返事してる「私」は
社会人という感じがする。
小瓶を流しているときの「俺」は
酔い具合は色々だけど、
ベランダでタバコをすいながら
書いてるイメージ。
この小瓶は「俺」が書いてると思うよ。
酔っているときの普段以上に真っ当そうなことを言っている感じ。
なにかエッセイみたいな漫画で
会社から家に帰ったら、
ネコどころかきぐるみを脱ぐ様なイメージで
別人のようになると書いてる人もいたよ。
分からんけど、
ゆきの郵便受けでさちこさんとのやりとりは
「俺」、「私」どっちだったのかは
良くわからないけど、楽しそうに見えたよ
またね、ゆき
ななしさん
『俺』も『私』も、どちらも『あなた』自身なのでしょう
…というのが、私の見解です
人は生きていく上で、どうしても矛盾を抱えて行動しなければならないことが、多々あります
上司、部下、恋人、友人………
相手によって、口調を変えたりすることも
そうすることによって敬意を示したり、好意を表したり、またある時は『こうした方が安心してもらえるかな』という思いやり…
教師の評価を気にして、なかなか本音を書くことはできない…
ネットもそうですね
本当に言いたいことを言えばNGになることもあるので、ある程度は紙にでもくるんで提出しなければならない、レポートのような感覚を覚えることが多々あります
けれど、私は…
少なくとも『ウソ』はつきたくないと、あなたと同じく思っております
…時には相反する心と戦うこともあるけれど
表、裏
そのどれにも、『私の』『本質のカケラ』は残しておきたいと
だから私は、『俺』も『私』も、どちらのあなたの小瓶も受け入れます
どうぞ、可能な範囲で『あなた自身』の言葉を、私に紡いで見せて下さい
…ここで突然ですが、可能な範囲で『私』について、ここで語らせていただきます
年齢は、結婚や子どもを諦めるような年ではまだまだありませんが、過去の経験から、それは学生時代にすでに諦めてしまいました
アニメや、マンガの中なら全然平気なのですがね…
仕事は植物関連を少々
生き物や、花が好きなのです
人混みも会食も苦手、友人も無い私の趣味といったら、家で出来るようなものばかりです
マンガは今のものより、昔のものが好きです
そういう情報をネットで調べては、通販で買い揃えたりしています
あと、私は小説が好きなので、自分でも書いたり、時にはノベルゲームを作ったりもします
音楽は、ボカロ一択ですね( ^ω^ )
…なんて、なぜかいろいろと書いてしまいました
なぜでしょうね
では、変な文章でしたが、ここまで読んでもらえてたら、『ありがとうございました』!
今の時季は風邪に気をつけて、どうか、お元気で……
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。