人間関係に苦戦して休職中で、日常生活もままならず、家からも殆ど出られなくなってしまった。
貯金ももう少しで無くなるのに、自身の回復が追い付かない。
縋る思いで精神科へ行き、雑な問診で発達障害の薬をもらった。
飲み出してから、感情の起伏は下方向にだけ加速してしまうし、丸一日寝続けてしまったり、起きている間も死ぬ方法しか考えられなくなった。
薬が合わないのか、病院が合わないのか、または薬で発達障害以外の特性が際立つようになってしまったのか。
わからないけれど、悪い方向に進んでいる感覚は確かだ。
毎日、人の形をしていながら人ではなくなっていく自分の退化を感じるだけ。
余りにも人が怖くて、置き配かセルフレジでしか買い物も出来なくなって。
回復の糸口になればと少ない友人に現状を話してみても、辛さを矮小化されたりマウントを取られたりとネガティブな部分を過敏に感じてしまい、笑って嘘のフリをしてしまった。
愈々誰も信じられなくなって、SNSのアカウントを全て消した。
連絡先も親兄弟のみにして、他は着信拒否とブロックで断絶して、自分から関わらない事にした。
あとは、何時死ぬべきかを逆算して部屋を片付けたりどんな方法を選ぶかを慎重に検討するだけだ。
次の通院日まで、生き延びるのが精一杯な気がしている。
生きたくて通いはじめた筈なのに、どうしてこんなにも死に急いでしまうのだろう。