*性的な表現が含まれます。
最初から、強烈に性的に惹かれる人とは一緒にならない方がいい、なぜならそれは幼少期の心理的虐待やネグレクトに根差していることが多く幻想に基づいていて相性など無視しているから、と心理学者が自分のクライエントとの経験をもとに言っていた。中毒になったり執着したりする傾向も幼少期のトラウマに根ざしていることが多い。その傾向性が性的対象にも表れるって。少なくとも私の場合はその通りだと思う。
最初からとは言わないけれど、自分が性的魅力を感じる人に強く求められると、その快感が頭から離れなくなる。
長いスパンで中毒のようになってしまう。その人のことをよくも知らずに、結局幻想でしかないのだけれど、こうなるとその人の人間性が優れているからとか、そこはどうでもよくなる。とにかく性的な関係を持ちたくなる。実際に性行為で満足することなんてほとんどないのに。これって私に幼少期からのトラウマがあるから?それとも、そうでない人でも起こり得ることなの?
一緒になった人も、私が性的魅力を感じて、そして相手から強く求めらたから。求められたら安心した。何か足りないものが一時的に補えるように感じた。それで価値観など違っても長い間一緒にいられた。性的にそこまで求められなくなったら、また新たに自分に惹かれてると感じる人のことで頭がいっぱいになった。
泣いても、叫んでも、がんばっても、決して感じることのなかった母親の愛情。今では母の抱擁を想像しただけでも嫌悪感しか沸かない。そのくらい自分には縁がないもの。愛情をくれなんて言わないから、せめて憎悪をしてほしくなかった、汚い要らないもの、憎むべき対象として接してほしくなかった。親が植え付けた私の価値の通り、私は世界から扱われた。親が押した烙印とともに地獄の生命状態で生きてきた。そうすると、自分の人間としての価値ではなくとも、性的対象として求められることさえ、救いに思えた。だからそういう人に強烈に惹きつけられるのか?
もし自分の中での愛情が充足すれば、私のこの傾向っておさまるのかな?