大好きなYへ。
私はあなたのことが大好きでした。
あなたの無邪気な笑顔が大好きでした。
あなたの香りが大好きでした。
あなたの声が大好きでした。
あなたの真っ直ぐな瞳が大好きでした。
あなたの温かい手が大好きでした。
あなたの全てが大好きでした。
今日は卒業式だったね。
私はあなたに想いを伝えることができなかった。
この想いを伝えたらあなたが傷付くとおもったから。
私が女の子に惹かれたのは初めてだった。
あなたはいつでもかがやいてた。
あなたがいれば何もいらない、そう思った。
あなたが笑うと私も嬉しかった。
あなたが泣くと私も悲しかった。
あなたの感性は私の感性だった。
でもあなたには誰よりも幸せになって欲しい。
私にはあなたを幸せにする力なんてない。
あなたにはあなたの道があるはずだから。
Y、今までありがとう。
人が信じられなかった私だけど、あなたのことが大好きだったよ。
出会えてよかった。
心からそう思える。
ほんとにほんとにありがとう。
あなたからたくさんの幸せをもらいました。
どうか、幸せになってね。
あなたが幸せなら、私も幸せなはずだから。
あなたのことを引きずって困らせちゃう私だから、LINEブロックしました。
あなたとの履歴も全部消したよ。
こんなやり方でしかあなたを遠ざけられない私を、どうか許して欲しい。
ごめんね。そしてありがとう。
ずっと私は、神様なんていないと思ってた。
でもいまなら信じられる。
何十億人もいるこの広い世界で、Yと出会わせてくれてありがとう。