なんか、皆が優しすぎてさ。
現実に戻りたくないよ。
学校にさ、褒めてくれる人なんていない。
担任も…褒めてくれた事あったっけ…
学校に登校出来て偉い。
そんな言葉、学校で聞いたことないや。
皆言われてる中。
誰にも言われないんだ。
悲しくて、何処か期待なんかしてたんだって。
こんなことがあるから『期待』って言葉が嫌いなんだ。
でも、オプチャも宛メも褒めてくれる。
頑張ったね。
そう言ってくれる。
見ず知らずの僕に暖かさをくれる。
なんで…?
生きててごめんなさい。
障害者でごめんなさい。
覚えられなくてごめんなさい。
でもな、僕は。
将来、誰かに過去を話せる人になりたいな。
泣いても、話す前に吐いても。
話せる人になりたい。
いつもありがとうな。
何もない日、でも心の名もない僕のBirthday。
おめでとう。
みしろくん。
やっと形になれたな。
心の中に住んでてな。
たまに出したるから。
いつもありがとう。