お茶の水で買った新しいピックで、涙そうそうの弾き語りをした話。

この間私用で東京のお茶の水に行く機会がありまして、着いたら吃驚。
彼方此方にギターやベースなどの楽器屋が。
俺の地元にはそんなに楽器屋がないので、まぁ驚きましたね。
あぁあっちにもある、こっちにもある！ってな状況で。
時間もあったので、人生初のギター専門店に入ってみることにしました。

率直な感想を言うと、もう天国でしたね。
視界にびっしりとギターがあるんですよ。
アコギは勿論、クラシックギターもありましたし、エレキも、多分セミアコもあったと思います。
ウクレレや、まさかの12弦ギターなんかもあって見るだけで幸せでした。
12弦ギターなんて初めて見ましたよ。
お洒落なデザインのギターなんかもあって、カッコよかったです。
安いヤツだと、中古の15000円ぐらいのものもあって、頑張れば買えるなって。
今使っているギターは父の従兄弟からの借り物なので、いつか返す時が来ると思うんですよね。
だから、その時になったらここのお店で買おうと思いました。

別のお店に入ったら、そこはギターの用具がびっしり揃っていました。
ギターストラップ持ってないので、ここで買うのもアリかと思いましたが、長さとか太さとかよくわからなかったのでやめておきました。
他にもカポやオイル、ピック、掃除用のタオル、弦、ギターケースなどなど。
沢山あって、本当に最高でしたね。

最近使っているピックの角が、3方向とも丸くなってしまって、姉もギターを弾き始めたので、俺が使えるヤツが減ってしまったんですよね。
なので新しいピックを、折角なので買うことにしました。
ピックは、姉2人に一つずつ、俺は2つの計4つ買いました。
デザインがお洒落であり、形も少し大きめだったので、近所にある楽器屋のピックと全然違うな〜と思いつつ会計へGO。
一個110円という学生に有り難い値段でした。
逆にピック1つ500円とかしたら逆に吃驚ですが。

弦も最近切れて、張り替えたばかりなんですが、替えの弦がないので買おうと思いましたが、何を買ったら良いかイマイチわからなかったのでまたの機会にしておきました。



今日はそんな新しいピックで久しぶりにギターを弾きました。
SHISHAMOさんの「明日も」
星野源さんの「恋」
米津玄師さんの「ピースサイン」
中島みゆきさんの「系」(これはピック使ってないですが)
あいみょんさんの「裸の心」「今夜このまま」「マリーゴールド」「ハルノヒ」
等々...。
いつもはUフレットというサイトを使わせて頂いているんですが、今日はギターを習っていた頃の楽譜を使ってギターを弾きました。
現役の頃を思い出しながら、あの頃より確実に下手になっているなと実感しました。
ずっとやってなかったですからね。

そして、今日1番心に残ったのが「涙そうそう」
中1で涙そうそう弾く人って珍しいですよね。
まぁ当時の課題曲でしたから。
...当時小6や。
まぁまぁそれは置いといて。
これをほんまに久しぶりに弾いて、今日弾いた中で1番楽しかったですね。
歌詞に一つ一つ思いを込めて弾き語りました。
アルペジオに苦戦しつつも、出来るだけ自然に。
音が高すぎて何度か喉が悲鳴を上げましたけど、なんとか弾き切りました。(男子中学生が歌う曲ではない)
原キーで歌う俺も俺ですが...。
にしても良い曲ですよね。
俺はあそこが好きです。

〈あなたの場所からわたしが 見えたら きっといつか 会えると信じ生きていく〉

涙そうそうって、森山良子さんが、若くして亡くなられたお兄様への想いの歌詞なんですよね。
だから、ここの歌詞はきっと。

お兄様のいる天国から“私”が見えたら、きっといつかまた会える。
それは自分が天国に行くのか、はたまたお兄様が輪廻転生し、新たな人生を歩むのか。
わかりませんが、そう信じて今を生きる。

という意味な気がしてくるんです。
なんだか切ないですが、心が温まる良い歌詞ですよね。

俺はギターを弾く時、決まって録音をします。
2年前ぐらいに始めて、今日のヤツで#78行ってましたね。
それで、今日撮った録音を聞き返してみたんです
よ。
俺、涙そうそうのところで、音が高すぎてすっごい苦しそうな声を出していたんですね。
それが、側から見たらただの音痴なんですが。
何故か曲にマッチしていて。
ところどころ変に裏返ってしまっている声が、泣いているように聞こえて。
頑張って高音を出そうとしている声が、苦しそうに叫んでいるように聞こえて。
ジーンと来たって話です。



皆さんも是非、涙そうそう聞いてみてくださいね。
男性や、声が低い人は原キーで頑張って歌ってみてください。
めちゃくちゃ苦しいですが。
それが、とても良い歌になるかも知れません。