印象に残ってる夢日記まとめ。
時系列としてはだんだん過去に遡っていく形で9個あります。
まあまあ長いので興味のあるものだけ読んでいってくださいませ。
1、傘を持ってビルの上層階の窓から飛び降りた夢
風は強く、空はどんよりと曇っていて周りの建物もくすんだ灰色で、もうどうにでもなーれ、と思って広げた黒い傘を窓から差し出してそのまま自分も窓枠を越えた
というかほとんど窓から外に吸い込まれたようなもの
ふわふわ飛べたら良かったのだけれど生憎そうでもなかったな〜
外に出た瞬間に周りの建物は消えて、依然として灰色の雲の中を風に揉まれながらくるくる回って落ちてった
2、受験の夢
気が付くと大学受験1週間前になっていて、ああまた私は努力しなかったのかと失望半分焦燥半分でいたら次の瞬間にはもう受験当日で、過去に戻ることだけを願いながら問題に目を通してた
目が覚めて私は願った通り過去に戻れたんだと思った
本当に良かった、同じ轍は二度と踏まない
3、化け物から逃げられた夢
ある日突然家族の一人が化け物になった
なんとなく人型は留めているものの、全身が真っ黒な粒子で構成されているようだった
しばらく居住を共にしてはみたが、途中でああもうこれはだめだなと悟ってはだしのまま家を飛び出した
冬の夜道の空気は鼻の奥に染みたしアスファルトは足に突き刺さってきたけれども、化け物は追ってこず、意外と逃げられると分かってからは解放感で空も飛べそうだった
4、今までで一番気持ち悪かった夢
何かしらの悪夢を見ていたので無理やり目を開けた
なんとか覚醒に成功したのでまた悪夢に引きずり込まれないために掛け布団をはいで、半分に折りたたんだ毛布の上に足を乗せて脱力していたら、膝から下がすーっとずれて落ちていった
足が分解したことに狼狽えて、とりあえずドアのところまで這っていって部屋から出ることにした
ドアを開けた次の瞬間、またベッドの上で先程と同じ姿勢をとっていて、また同じように膝から下がずれていき……それを幾度か繰り返してやっと目が覚めた
別に痛くもなく異形が出てくることもなかったのだが、とにかくめちゃくちゃ気持ち悪かった
5、自分に会った夢
一人で明け方の荒野に立っていると人影が近付いてくるのが見えた
よく見たらそれは自分で、じゃあ私は何なんだろうと思っていたら相手に地面に押し付けられて「努力しないなら死ねばいいじゃん」と泣きながら首を絞められた
特に苦しさはなかったけれど、首を絞められている感触も首を絞めている感触も、泣いている感触も涙が落ちてくる感触も全部同時にあって奇妙だった
視界だけはもともと立っていた自分のもののみだったけどね
今思うとイドとエゴのような関係だったのかも?
立っていた私がイド、近付いてきた私がエゴ
目が覚めて私にとって努力しないことはものすごくストレスなんだなと思った 怠惰さは多少改善されたかな
6、幼稚園〜中学校くらいまでよく見ていた悪夢その1
自分の意思とは無関係に長い階段を上がっていく
一度上り始めてしまえばもう二度と足は止まらない
上に何が待ち受けているかは着くまで不明瞭だが、それがとても嫌なものだという感覚はある
そこに続く階段は夢の中のどこにでも出現して、さらに上り始めるまで気付かない(今考えてもすごい嫌なシステムだな笑)
上り切った先の空間には色々なものが浮いているが生命体は見当たらない
小学生以降は大体よくある木の机と椅子のセットだけが浮遊していた
そして私もそこでずっと宙を彷徨わされる
ここまでなら客観的な怖さはそんなにないと思うんだけど、なぜかこれが物凄く怖かった
たまにそこに入った時点で息がまったく吸えなくなるので必死で藻掻くけれども出られはしないし気を失うこともできない回があって目覚めるとぐったりだった
悪夢で窒息することが私は結構多いんだけど、どういうメカニズムなんだろうな
あとは1回だけ階段を上る前にこのパターンの階段だと気付いたことがあって、その時一緒にいた人は引き止める間もなく上に行っちゃったのですごく居た堪れない気分になった回もあった
7、幼稚園〜中学校くらいまでよく見ていた悪夢その2
美術館で絵を鑑賞している
館内奥に進むにつれて絵は減り、大理石の彫刻が増えていく
過密なくらい彫刻が置かれた部屋まで行ってしまうともう終わり、そこからは二度と出られない
他にお客さんがいるときもいないときもあった
高校生になってから実際に白い彫刻がたくさん展示されている場所に行ったときは少々怖気づきました
うーん、私は無機物と一緒に閉じ込められることへの恐怖が強かったのかな?最近は悪夢らしい悪夢見てないから分かんないなぁ
一応閉所恐怖症ではないです
8、悪夢によく出てきてた人の話
眼鏡かけてる全身黒ずくめの男の人で、大体私を追いかけてくる担当
全力で追いかけてきてそうだったけど、朝日を浴びると消える制約ついてたり意外と命乞い聞いてくれたりでとどめは刺されたことがない
this man(色々な人が夢で見かけたことがあるらしい人、顔画像が作られてる)の話を聞いたときちょっと期待したんだけど全然別人だった
追いつかれて命乞いしたら「じゃあ1年後」って言われて以来、1年以上経ってもまったく出てこなくなっちゃって若干さみしい
いやまあ刃物持って追われたくはないんだけどね断じて
実は1年の定義がその人と私とで違っているから
1年後=実際の寿命を迎えるとき だったりする系もやめてほしい、ないとは思うけど
勝手に小説の中に悪役として登場させたりしているから拗ねちゃったという説をもっぱら唱えています(真面目に言うと、小説の登場人物化したことで自分の中での恐怖心が薄れたから出てこなくなったように思う)
9、悪夢のオンパレードだったので最後にほっこり系
たぶん5才くらいに見た夢かな?
当時戸建てに住んでいて2階には室内アスレチック(小さいジャングルジムに滑り台とか鉄棒がついてる幼児向けのおもちゃ)があった(ここまでは現実です)
その滑り台を滑っていくと庭までつながっていて、お母さんがそこで待っててくれた
滑る前と滑っている間はなんだか親ではない庇護者が見守ってくれていたような気がする
他にも同じ滑り台で同年代の子たちが滑ってきて、各々のお母さんと一緒に家に帰っていった
文字に起こすと大したことはないんですけど、多幸感のようなものが強かったのが印象深い
少々スピリチュアルを混ぜますと、胎内記憶ってあるじゃないですか
それでたまに、長い滑り台を雲の上から滑ってお母さんのお腹に入った的な発言をする子がいるらしいんですよ
それが事実だとすると、その時の記憶と当時の環境が混ざってそういう夢を見たのかな〜と思ったり思わなかったり……見守ってくれていた庇護者は神様的存在だったのかも
ちなみに当時この夢の話をお母さんにしたら「お庭、ちゃんときれいだった?」って聞かれました、なんで?笑
まあ子供の目に映る世界は綺麗であってほしいのが親心というものなのでしょう
さて、徒然なるままに9個綴ってみましたが如何でしたか?
悪夢を改めて振り返ると、ひたすらそれらを見せ続けられる世界があるのならばそこが地獄なのではないかと思いました。
たまにありますよね、そういう設定の創作物。
実態がどうであれ、地獄に落とされぬような振る舞いを心がけたいものです。
楽しい夢に関してはきちんと小説の形にしたいのでここには書きませんが、成長とともにファンタジックさが薄れていくのが非常に残念ですね。
また大量のハイファンタジーを摂取すれば夢の中で楽しく遊べるのでしょうか?そうだといいな。
冗長なまとめはここまでとして、よろしければ皆様の記憶に残っている夢も書いていってくださいな。
夢ではない奇妙な出来事や面白エピソードも是非……私が読みたいので。
それではまたいつかお会いしましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございました。