たかにど傀逅見終わりました。
一日経ってだいぶ落ち着いてきたので、感想を綴ろうと思います。
ここからはたかにど壊胎、たかにど傀逅のネタバレを含む感想を書きます。
シナリオのネタバレとシナリオブックのネタバレも含みますので、まだ遊んでいない方や、たかにど見終わっていないという方は、小瓶に蓋を閉め、再び海に流してください。
まぁ、たかにど傀逅がメインの感想になるんですがね。
壊胎のネタバレも少し含んでおりますので。
それでもいいよ、という方は、もう少しお待ちください。
誤字脱字があるかと思われますが、ご了承下さい。
これを書いている今も涙を堪えながら書いているので。
また、KPやPLの方々のお名前は伏字無しで書かせて頂きます。
ご了承下さい。
なんでしょうかね。
もう辛いとか、絶望とかじゃないですね。
ただ、「ありがとう」。
この一言に限ります。
むつーさんも、夢咲さんも、許すとかじゃなくて、KP・SKPをここまでやってくれてありがとう。
高生さんにも、にどみさんにも、ありがとう。
勝も、泰希も、ありがとう。
優も、芽亜も、ありがとう。
味方くんも、南郷さんも、ありがとう。
もう、ありがとうしか出てこないですね。
傀逅、今までで色んなセッションを見てきましたが、このタイプは初めてでした。
でも、なんていうんでしょうかね。
自然と、これが最善だったんだなって。
彼らのエンディングは、これしかなかったんだなって、思いました。
勝と幻覚の泰希が会話する本当に最後のシーン。
涙がどんどん溢れてきて。
むつーさんがエンディングを読み上げて、「クトゥルフ神話TRPG傀逅これにて終了となります」
そう言った時、もう、今までに無いぐらい泣いてしまいました。
しゃっくりを上げて、パーカーの裾で涙を拭って。
BGMも相まって、涙が止まることはありませんでした。
俺、TRPGを見る時は大体ポロポロ泣くんです、喋れるんです。
でも、たかにど傀逅を見終わった後は、本当に喋れなくて。
継ぎ接ぎの言葉で「よく頑張った、ありがとう」としか言えませんでした。
そして、セッションが終わった後のむつーさんの言葉。
「勝さんのことを、誰も、責めてなくて。よく頑張ったって。コメント流れてて。誰も、誰も責めてないよ。誰も責めてない。ありがとうヒーローって、コメントがいっぱい流れてました」
むつーさんの泣いている声を、初めて聞いて、高生さんもずっと泣いてて、俺ももっと涙が溢れてきて。
朝っぱらから頭が痛くなるまで泣きました。
まさかむつーさんが泣くだなんて思ってもいなくて、でも、これは泣くよなぁと思いましたね。
泰希のSANが0ならまだ可能性があったものの、-1だったからこその葛藤があったと思います。
それにむつーさん、というよりKPとして、既に3人殺しているようなものですから。
言い方が悪いですけどね。
まぁそれも運命ですから。
むつーさんも辛かっただろうなぁって。
そして高生さんも、辛かっただろうな。
1/2を6回外すなんて、本当にダイス運が悪かったとしか言いようがないですからね。
壊胎の時も、1d8で1を2回出したりして。
女神はこちらの結末を、たかにどの物語だと思ったんでしょう。
世界消滅で、味方くんもひとみさんも、ロストしてしまった...のか?
シナリオブックに、「このポジションはロストすることがほぼ無い」って書いてあったけれど、こういう場合もあるから「それをしても大丈夫な関係性」が大事なんですね。
...お、俺は奇跡的な何かで生きていると願っていますよ?
なんて、都合が良すぎるか。
そして一つ、高生さんに伝えたいことがあるとすれば。
高生さんは、
「あんまり、俺って、俺だけだったら、カッコいいところ見せれたことがあんまりなくて。いっつもにどみちゃんカッコいいなぁって思ってて。だから、今回は俺が...」
と言っていたけれど。
そんなことない。
高生さんは十分カッコ良かった。
勝はヒーローだった。
結果はどうあれ、勝はちゃんとヒーローだったよ。
なんて、にどみさんの言葉を持ってきてしまいましたが、しっかり本心です。
そしてにどみさんのRP。
泰希の幻覚RPと言ったらいいんでしょうか。
noteを見て引きましたね。
見ている時、なんか泰希の雰囲気違うなー柔らかいなーとか思っていたんですが、そういう意味だったんですね。
全肯定泰希は勝の幻覚だから、と、瞬時にRPを変えられるにどみさんを本当に尊敬します。
でも、そのおかげで、勝はゆっくり休めたと思います。
あと、南郷さん出したのはびっくりしましたね。
急に殴らないでください。
まだ壊胎のやつ引きずっていますから。
...でも、その通りになってしまいましたね。
また信じちゃったね、しょーねん。
夢咲さん。
本当に、契稔優という人物を演じてくれて、ありがとうございます。
夢咲さん無しではたかにど傀逅を語れないですよ。
優のRPには泣かされっぱなしで、最後のRPは心揺さぶられるものがありました。
“いつもの”という言葉だけであそこまでクオリティも高いものを出せる5月7日組は本当に引きました。
でも、最後のシーンの、「今のお前は普通の金魚をとちゃうくない?」で、しっかり回収して。
奈良産のときやんにしか出来ないRPだったと思います。
そして、また別の世界でも、勝と一緒に漫才やっていてほしいな。
優勝コンビの小説は、まだまだ書き足りないので、追加で書いてきます。
その前に霧須兄妹が先かな。
セッションが終わって、みんなで高生さんを慰めているところが、とっても暖かくて。
やっぱり、TRPGって全てがハッピーエンドで終わるわけでは無いけれど、全てがトゥルーエンドで、どんな物語でも素晴らしいものになるのだな、と改めて思いました。
ただ、その後の雑談配信はボコボコでしたけどね。
もう高生をいじめないであげて。
勝は世界を救ったんだ!!(泣)
本音を言うとまだまだ語り足りなくて。
もっと細かいところまで書きたいけれど、書いたらまた泣き出しそうなのでやめておきます。
一日経った今でも少し目が痛いんですよ(笑)
是非共感のお返事を頂けると嬉しいです。
最後はむつーさん風に締めますか。
壊胎・傀逅を通過した、たかにどの物語、この世界に関わった6人たちに幸あれ。
君たちのことを、僕は一生忘れないよ。
ではここで、僕は筆をおかせていただく。
本当に、最高のセッションをありがとう。
2024.4.19