自分に甘くするのは簡単だけど、自分に優しくするのって難しいな。
立ち止まっちゃいけないときに奮い立たせてくれる優しさ。
逃げちゃいけない時に、足に力を入れてくれる優しさ。
駄目な自分を叱って、反省させてくれる優しさ。
そして全力で頑張った後に、自分にプリンを買ってあげる優しさ。
甘やかすよりもずっと難しい。
だけど、きっと大切な事なんだ。
あたしがあたしらしく前を向き続けるために、失っちゃいけないものなんだ。
こういう思考のメモが、次の作詞のヒントに繋がるかも。
歌詞待ちの曲が三曲もたまっている。
早く書きたいのに、良い言葉が出てこない。
多分まだ、自分の音楽やその裏に潜むキャラクター性に向き合いきれていないんだ。
抱えきれないほどの感情のうねりに隠れた悲しみや絶望、そしてそれでも失われなかった光。
魂のそこから言葉を紡ぎ出すんだ。
泣いてしまうくらいに辛い作業だけど、言葉に妥協しちゃいけない。
涙の上に吐き捨てたような言葉だからこそ、あたしの曲にふさわしい。
立ち止まるな、あたし。
泣きながら、悲しみに呑まれながら、それでも歌詞を書ききるんだ。
それでこそ、あたしって奴でしょ?