読むに堪えない、✕(バツ)だらけの手紙を読ませて不快にさせているのではないかと考えると……ぼくは文章を綴る資格はないのだろうと思う。黙っているのが正解で、言葉の使用を禁止するほうが平和。
異常なまでに卑屈だ。
そんな思考が浮かんでしまうだけで、行動を変えるわけではなくて、今日も誰かを嫌な気持ちにさせてるのかな……
知ってほしい。
そう考えてしまう自分のこと。
それを知ってどうこうしてほしいとかじゃない。
ただ、ぶちまけたいだけ。
気にする人が、気にしてしまうのをわかりながら、無遠慮に言葉を投げつけてるの。
最低。
過度な自虐が、誰かを傷付けるのを知りながら、「みんなも、傷付けばいい」って。「気分、わるくなればいい」って。
最悪。
大げさかもしれない。
嘘かもしれない。いつもいつも、創作で。
自分の本心なんか、本当のことなんか、何一つ語ってなくて。
本当に本当のことなんだけど、本当に、何一つ心配なんてしなくていいの。
作られた人物の、作られた文章に、心配りは必要ないよ。
作者のわたしは、もう何年も風邪をひいてないくらい健康です。