嫌な心の記憶を一緒にこの瓶の中に閉じ込めて一緒に流してください
このイライラも一緒に閉じ込めて
嫌いなあの人(父)
嫌いでもあの人の遺伝子を受け継いでしまった
だからもう私でこの家は終わりにします
跡継ぎもないいずれはこの家は空っぽに
私はいつ死んでもいいように準備してます
泣きながら書いてる手紙書いてるってことはほんとは幸せになりたいのかなぁ
昔は結婚して子供も欲しいと思ってた
いつからかこの遺伝子は残したくないと思った
大好きな人の遺伝子を残したいとも思ったことない
人を心から好きになれない
あの人は自分の父親にいらついて、朝の食卓で茶碗を投げて割るような人
今思うと自分の茶碗なのか祖父の茶碗なのか記憶にはない
どうしてこんな人と結婚したのか
母も結婚したい人とは結婚できなかったと話してた
だから好きでもない人と結婚して、あの人の悪口を散々私に言い聞かせ、私も物心ついた頃には嫌いになってた。
無職の時期もあり、生活費も渡さにい、終いには母に一万円貸してと言う始末
私が小学生の頃、朝の食卓で母にコンドームを買ってこいとお願いもしてた最低なあの人
母はどうして離婚をしなかったのか
いつもおいと母を呼んで一人では何もできない
やさしさのかけらもないあの人
ただの家政婦だと思ってるのか
まだお金だけを入れてくれるような、他で不倫でもしてるほうがよかった
私はあの人が父にしたことを、私が今度はあの人にする運命なのかも
祖父が味わったことを、娘にされる
死ねばいいのに
祖父は自殺した
あー、あの人も死ねって祖父にでも言ったのかなぁ