タイムリープ、つまり時間移動についてですが、現代技術でも不可能ではありません。アインシュタインの相対性理論によっても証明されています。
但し、不可逆性の法則がありますので、過去へ戻ることは出来ません。行けるのは未来だけです。
方法としては、あなたが光速度の宇宙船に乗り、常に光速度で航行を続け、宇宙船の時計で5年後に戻ってくれば、地球では50年の時間が経過した計算になります。
仮にあなたが20歳で宇宙に飛び出して、光速宇宙船の時計で5年後に戻って来たとすれば、あなたは25歳であっても、地球にいた友人は既に70歳になっています。
代償としては、まずはあなたが宇宙飛行士になることと、その為の勉強と訓練。国策として国民の税金で宇宙船を製造してもらわなければなりません。他にも、宇宙での孤独に耐えきれるか。宇宙船内のトラブルに対処できるかどうか。
また、これが一番の難題ですが、宇宙船の時計で5年後に地球に帰って来たとしても、果たして地球の人々があなたを歓迎してくれるかどうか。もしくは、地球が無事に存在しているかどうかも、問題となって来ます。
そして何より辛いのは、あなたにとってはたった5年のつもりであっても、地球では50年の歳月が経過しています。あなたのご両親やその他のご家族。ご友人が生きていらっしゃるかどうか、それが一番あなたにとっての辛い試練となると思います。