宛メで貰ったお返事も少しずつ増えてきました。ありがとう。
一つ一つ返したいけど、相手の考えを否定してしまうんじゃないかとか、相手の期待に沿えないんじゃないかとか、色々考えてしまうので、特定の1人に対して文章を書くのというのは少し苦手なのです。ごめんなさい。
だから、新しい1つの小瓶としてお返事の意味を込めた文章を書くことにしました。
宛メでお返事をもらううちに、自分の言葉に少し自信を持てるようになった気がする。
以前、私の言葉は全部、過去に読んだ本の一説や見たテレビの台詞のつぎはぎなんだと考えていた頃があった。私が言ってることは他の誰かも言っていて、そこにオリジナリティなんてなくて、だから価値もないんだと考えていた。
でも、宛メを始めて、お返事ももらえるようになって、顔も名前も知らない誰かに私の表現がちゃんと届いているのがとても嬉しかった。
これは他の誰でもない私の言葉なんだ、私の今までの経験や気持ちがなければこの言葉たちは生まれなかったんだ。借り物じゃなくて私自身の言葉が他の人に伝わってるんだ。
そう考えるようになってから、(まだまだ自分の心と言葉の距離を感じてもどかしくなることもあるけれど、)自分の言葉に少しだけ自信を持てるようになった。
楽器も絵も下手、不器用でものづくりもろくにできないけれど、私は言葉でなら自分を表現して分かってもらうことができる。当たり前だろって思う人もいるだろうけど、私はそれを再発見したんだ。
ここは私が苦しくなった時に逃げてくる場所だ。だけどそれと同時に、私の言葉を受け入れて、まるであなたは素敵だよって伝えてくれる場所であるようにも思える。
私も、画面の向こうの見知らぬあなたがそう感じられるようなお手伝いができたらいいな。
最後に、いつも私の言葉を受け取ってくれてるあなたへ、ありがとう。