最近、気付いた。
宛メで「辛い」「もう休みたい」と言っている人達の、辛いと思った出来事にあまり共感できない。
私が頑張れていないから共感出来ない。
私より辛い思いをしている人がいる。
泣きたくても泣けない。
日中は学校だし、帰ってからも家族とずっと一緒、寝る時は家族に迷惑をかけるから泣けない。休日もだ。
大声を出して泣いてやりたい。
でも泣けない。
泣いたらダメ。
すぐに悔し涙が出る。
リコーダーが上手く吹けない、
怒られたとき、
なにかが上手くいかなかった時。
どんなにちっぽけなことでも、涙が出る。
こんなブサイクで不潔な奴が泣いても、汚いだけ。
気持ち悪いだけ。
人前で泣くなんて恥ずかしいことだから。
泣いてはいけない。
学校を休んでもいけない。
小2の頃、学校を休みたくなった。
だから、人生初の仮病を使った。
そしたら。
今回だけ、
こんなことで休むな、
そう言われた。
だから休んではいけない。
咳が出ても、喉が痛くても、お腹が痛くても、頭が痛くても。
そんな理由で休んではいけない。
熱が出ないと休んではいけない。
だから、それ以降 そんな理由で休むことはなくなった。
辛い、悲しい、不安。
そんなものは気のせい。
私は何があっても元気な子供だから。
人見知りで、愛想が悪いこと。
中学生になってから悪化した。
前の席替えから さらに酷くなった。
休日、友達に偶然会って。
話しかけられても何も返せない。
気付いてないフリ。
声が小さくなって、人見知りが悪化して。
それでも、愛想が悪い子を見るとイライラして。
人のこと言えないくせに。
今日は久々に自分の意見を話した。
親に、
「ここに行きたい」と
話すことなんて、もう何年もなかった。
いや、言った事すらなかったかもしれない。
ライビュのリバイバル上映が仙台であるから、
仙台に行きたいと言った。
返ってきた言葉は、
「正直無理だと思う」
「仕事の休み希望をもう出してしまった」
「変更出来ないから無理」
「そんな急に言われても」
だった。
母に言ったのに、兄にも色々言われてしまった。
行きたかった。
もう行けないと思うから。
ライブなんて行けないと思うから、
せめてこれだけでもって。
でも無理だった。
兄は「ああ、行けなかったな」で済むことだって言ってたけど。そんな風に言ってたけれど。
私からしたらそんなことでは済まされないのに。
そう言ったら済まされるって返された。
もう二度とないこの機会、絶好のチャンス。
それを逃してしまった。
絶対に行きたかったのに。
兄はオタクじゃないから、この気持ちが分からないんだ。
推しの顔を見たかった。
ライビュでもいいから、行きたかった。
同じオタクの友達と行きたかった。
ああ、行けなかったな。で済まされることでは無い。
悔しくて泣きまくって。
行きたいけど行けない、その事実にぶちのめされて。
絶望する。
そんな気持ちだ。
ライビュが無理なら、ライブだって一生行かせてくれないだろう。
兄の好きな祭りを、これから一生見ることができませんって言っているようなものだ。
辛い、辛いけど。
泣きたいけれど。
もっと頑張らないといけない。
愛想良くして、人見知りを完全に無くさないといけない。
そうじゃないと、ずっと怒られる。
生きていけなくなるかもしれない。
こんな小さな話を、こんな大袈裟に話すなんて。
恵まれているはずなのに。
どんだけ可哀想な人間を演じたいんだ。
気持ち悪い。
もう消えてなくなりたい。