苛立つことばかりだ。
この世界は俺の都合良くは出来ていない。
誰かの都合にはいいのかな。
この世界を都合良く変えられるなら、俺は俺を含めた全ての人間の幸せを願うだろう。
こんな風にネガティブな感情を全て消し去り、誰もがポジティブに前向きに生きられる世界。
夢物語だ。
自分も他人も幸せに出来ない人間の戯言だ。
ポジティブになれないならネガティブな人間がみんな消えれば良い。
絶望に飲まれて死んだら良い。
希望のある人間だけで生きたら良い。
どうせ誰も助けられやしないんだから。
どうしたら生きられるかを考えるより
どうしたら死ねるかの方が簡単な気がする。
幸せな生き方は千差万別だ、難しい。
死ぬ方が簡単だ、生命活動の終わらせ方を考えれば良い。
何も考えずに能天気に生きることの大切さを説けるやつはさぞかし高尚な生き方をしてきたんだろう。
そんなやつを絶望で歪ませたい。
かつての自分がそうだったように。
さてどこまでが本心だろうな。
病気を引き合いに出したくはないが躁鬱の躁と鬱のどちらが本質かわからないように、俺の感情の振れ幅が極端だ。
嫌いなやつはとことん嫌いだ。
世の中の理不尽にも嫌気がさす。
それでも懸命に生きようとする人間に対しては共感するし応援したくなる。
嫌いな人間のが印象に残るんだよな。
好きな人間のために何かするよりも嫌いな人間を消したくなる。
嫌いがすべてなくなりゃいいのに。