こんにちは。
びう、です。
これ読んでる方、音楽って聞いてますでしょうか。
只の複数の周波数の重なりでしかないのに、
途轍もない力を持っています。
例えば、感動させたり、
高揚感を高めたり、
ムードを作ったり、
人を壊したり。
よく音楽を聞いていると、漠然と、しかし慥かに、
滾る希死念慮が、湧き出して止まないのです。
それは、吐息と鍵盤が紡ぐノスタルジックなのか、
歌詞への無意識の共感なのか、
止め処無い情報と音圧による縊頸なのか、
将又、臲卼とした心への子守唄なのか。
しかし、私達は音楽を聞きつづけます。
きっと音という概念的な波でしか得られない
強き絶望が、現実のそれを凌駕して、
文字通り耳を塞いでくれるのでしょう。
音楽と共にある私は、これより先も、
虺々とした旋律を胸に、生きていくのです。
そして曲がフィーネを迎えた時、
私の体は宙ぶらりになるのです。
所謂、BGMを流さずして、
どうしてこの濁世を渡れると言えましょうか。
そう考えると、タイパを重視して、
五分や十分の曲さえ聞けない若人には、
憐れみの目を向けるのも仕方がないかと。
要するに、
皆、音楽に触れて、
暖かい絶望を抱きつづけよう!
ってことです。
雑音の傀儡になんかならねぇよって人は
一生耳栓でもしててください(笑)
因みに、私は気分が鬱屈した時は、
イヤホン付けて、音量最大でビートにのっています。
それでは、また何処かで。
びう、でした。