ピエロピエロ。
ボクはピエロ。
みんなを笑わせることがボクの役目。
ピエロピエロ。
ボクはピエロ。
でも、ボクが笑わせたかった君は居ない。
ピエロピエロ。
ボクはピエロ。
本当に笑わせたかったのは。
ボク自身だったのに・・・ボクはいつも啼いている。
ボクはピエロ、ボクはピエロ・・・いつも啼いている、それがボク。
PS
これは、大分前に…なんだったかなー、心では泣いているのに人を楽しませるために笑っている…みたいに感じる人に、君を詩的に書くとこれかしらねー、と書いたもの。
ジョーカーとダークナイトを見たとかいた事があるが…ダークナイトのヒースレジャーは好きなんだ…。
けど、ジョーカーのホアキンのほうが、どん底を味わった末に吹っ切れる前のジョーカーがジョーカーになる前とその理由として、シナリオが好みだった…アーサーという名前も、円卓の騎士絡みなのかねぇ…あれも人間見限った説あるし。
で、ジョーカーってピエロなんだよね…ピエロって、笑っているのに、泣いているんだ…。
笑っていれば、誰も悲しまないし、誰も嫌な気分にならないから、笑っていなさい…
この言葉を真に受けて、本心を隠し続けて笑っていた人…どのくらいいるのだろうなー、尚笑っていても気分を害する奴はいるようである。
健康で文化的な最低限度の生活という漫画で栗ちゃんがわし好きなんだけど…ああいうクールキャラが好きなのもあるが…
「子供の時からヒーローではなく悪役に共感するというか…悪役には悪に落ちるまでの理由がちゃんとあるのに、その”根本”をどうにかせず、ヒーローはタダ悪党(法律やルールを破った奴)だといって正義の鉄槌を下すだけ…それに対して、釈然としないものを常に抱えていた」
みたいな描写がある…そこに共感した。
わしも…幽遊白書だと、誰だったかな…大人になると千葉さん…桑原の良さやピッコロの古川さんがやっていた役の良さがわかってくるんだけど…ゆうすけとかひえいとかくらまではなかったのは確かで…ライゼンが好きになったのは覚えているが…うーん、やっぱり、トグロとか仙水とかに感情移入していたような気がする…。
資本主義の”勝った物が正しい”その思想のたどり着く先は…ジョーカーのようなピエロを産むことだ…そしてジョーカには誰も勝てない…元より彼らにあるのは勝ち負けではない。
ただ、今の現状を壊したいだけなのだから…悲しみを怒りに変えて…ね。
YouTubeなどでジョーカーの話をしている人たちはみな一様に ”ジョーカー”は危険だ危険だ というが…ジョーカーのような無敵の人を産み出す社会システムやその構造こそが本当に危険なのだと、わしはおもうぞ。
そして誠に遺憾ながら、そのシステムを甘んじて受け入れてしまい、増長させているのは、他ならぬ我々国民だということね。