久しぶりにここに来て。
まだ思うんだ。
こんなにも苦しんでる人がここには居るんだって。
小瓶が溜まっていくうちに、それはどれほどの大きさになるのだろうか。
ここには優しい人がいて、
ここには傷ついてる人がいて、
今日も無理をしてる人がいて、
頑張ってる人がいて、
必死な人がいて、
死ぬ事が怖い人がいて、
生きることが難しい人がいて、
ここには色んな人生があるのを実感する。
僕は優しくないしさ。
救えるような、助けられるような人間じゃないから、
ただ見てることしか出来なくて。
でも、ここの人達の想いを僕は受け止めたい。
自己満だけど、それでも受け止めたい。
海に浮いている想いを手のひらですくいたい。
なんて、そんなことを思ったよ。
1年半くらい前に出会ったあの子が、とても苦しそうで見てられなかった。
出会ったのは梅雨の季節くらいだ。
忙しくて、全然数ヶ月まともに話せなくて、申し訳ないと思っている。
僕が居たからって何も変わらないけど、
それでも、少しでも話していたかった。
無理して笑わなくてもいい、笑いたかったら笑って欲しい。
独りになるのは寂しいなら。
笑わなくたって独りではないよ、僕がいる。
でも、きっとそれは僕の自己満だから。
ただ、君が今、自分の事を大事にして欲しい。
僕にとって君は友達だから、大切にしたい。
君には、君がしたいように生きて、その後に死んで欲しい。
それは僕にとって嬉しいことだから。