久しぶりの前の職場の仲間たちと会った。
体も心も壊して辞めた職場。
辞めてまだ1年未満ではあるけれど、これまでも何回かランチや昼飲みに誘ってくれた。
辞めたあと、ドッと疲れがあふれ出し何ヶ月も寝込み、少しずつ良くなりはじめたら、今度は鬱状態が始まり、薬を飲み始めた。
そんな中でみんなに会って、朝が苦手だから薬を飲み忘れたまま出かけたけれど、全くその心配なんて無くて、たくさん喋って笑って美味しいもの食べて満足した時間。
また会おうね!
またランチしようね!
そう言って別れて帰宅して。
楽しかったな。
荷物を片付け着替え、日常を再開し始めると、ひたひたとまた寂しさが押し寄せてきた。
ずっと一人で居続けるときよりも、みんなに会った後の寂しさは例えようがない。
ことさらに「ひとり」を意識させられる。
今、静かな家の中で老いた犬2匹と静かにストーブの前にいる。
寂しいと言いたい。
誰か助けて、と言いたい。
けれど、誰もいないことが分かりきってるから、口にせず心の底に押し込める。、
すると、全身が脱力。
あ、ダメだ。
これは薬を飲まないとやり過ごせない感覚だ。
楽しかったことを、楽しかったそのままに心を保ちたいのに。
寂しさに負ける。