あぁ、死にたいなぁって思うのに。
世界に私はいらないのに。
一向に勇気が出ないや。
これから生きてても社会に馴染めなくて沈むだけ。
クラスという狭いコミュニティの中でも「仲良い人」が作れないのに。
クラスのみんなは、班分けとかでだいたいお昼にご飯を食べるグループで固まる。
ご飯を一緒に食べることのある人は、同じクラスじゃない。
クラスの子と一緒だと落ち着かなくて一人で食べるけど、そのせいで疎外感。
みんな私より仲のいい子と居たいから。
私には何もないから。
頑張って話しかけてる。
変なこと言わないように気をつけてる。
自分の興味とか関心が変なのは自分が一番知ってるから。
けど。
席とかに囚われない自由なグループ作りの時に、一人でおろおろしてても「おいで」って言ってもらえないの。
それだけで少し切ない。
「入れてもらう」感じでつらい。居心地悪い。
修学旅行だってつらかった。
タクシー班はクラスの中だけで組むから、「入れてもらってる」なぁって。
タクシーの中の会話はほとんどなかった。
多分私は邪魔者だった。
消えたい。居なくなりたい。
こういう想いを話していた人はいるけど。
でも、もう話さない。
あなたの前で「死にたい」なんて言わない。
泣き腫らした目を、暗くふさいだ気持ちを、察しがよいあなたの前でも隠せることがわかったから。
最初の笑顔がうまくいけば、あなたは勘違いだと思ってくれる。
話したって、あなたは止めるだけ。
「生きてみてほしい」なんて言って、ね。
あなたはお話上手だから、いつも私を説得しちゃう。
けど、それじゃダメだからさ。
もし私に勇気が出ても、手紙は残してあげる。
ありがとうとごめんなさいをたくさん綴った手紙。
先に天国行って待ってるね、って。
私が天国なんて行けるわけないけど、地獄までついてこられちゃ困る。
…誰か、勇気をくれませんか。
もう私は疲れてしまった。