「敵のほうが自分のことを知ってくれている」
はい、相手を倒すには相手のことを知る必要があります。
彼を知り己を知れば百戦殆からず(以下略
を知れば、わかることですね。
家族やら身内やらなんやらの近いゆえに知っている気になっている奴よりも、敵である者のほうが、本当の自分のことを知っている
これはもちろん、気に入らないからつぶす、とかそんなゴミのような理由ではなく、仰ぐ旗が違うゆえに倒さねばならない者ということです。
自国の上官より、敵国の人間のほうに好感が持ててしまった…とか
暗殺者がターゲットに恋を寄せてしまう、、などもそうかもですね。
他にも、スパイものなど映画やドラマでもこのような敵同士の恋愛的なものは多々あります
”調べるうちに…あぁ、この人は私と同じ境遇だ…”となってしまう…
それでも、倒さねばならぬ相手…ですが、それを実行したとなると…
「まさか、お前に裏切られるとは、な」
「…」
「そんなに良いのか?その”相手”とやらは」
「はい」
「そうか…では、ここに来た時点で…覚悟はしておろう」
みたいなのもあるでしょうな。
さて、信じていた部下に裏切られた者
そして…国や組織を裏切ってまで、個人の”信”をとった者
組織から見れば…裏切者ですし、そのように簡単に裏切るものに大役などは任せません
ですが…個人で見れば”美談”とられるでしょう
どう、なるでしょうな…
私の場合は…
「…やはり、わしを撃てなんだか」
「…」
「最初から、そのつもり、、であったのだろう」
「…夢を…見たのです…」
「ユメ…か」
「えぇ…海辺でゆったりと…”あなた”と”わたし”と…”あの人”とで…暮らす、ゆめ…を…蒼い、蒼い、海に…あおい、…そら、を…」
「わしも…みておったよ…そしてその夢は、今、晴れた」
結局、相手も殺せず、信じている者も殺せずで…自分が死ぬことを選ぶ…のかもしれません。
こういった者を生かしておけば…個人で何かをする者は、そこまで考えないでよいですが…
組織を背負うものにとっては、、そうせざる得ない…ある意味では…暗殺者や殺し屋のようなものよりも、非情になれなければ、トップには立てないのです。
故にそう言った立場の者が…私利私欲に走ることほど、非道なことはないのです
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