私は子供の頃から
「このままだとまともな大人になれない」
と言われてきました。
子供の頃の私は手につけられない馬鹿なガキだったのでしょう。よく怒鳴られながら、叩かれながら育った記憶があります。言ったことや想定と違うことをすると父は怒鳴り、母は「またか」と呆れて、妹は蔑んだ目を向けていました。そして最後にはこう言います。
「このままだとまともな大人になれない」
なので私は親の言うことにできる限り答えようとしました。小学校の頃は字が汚いと言われて、気をつけて。「文武両道」に感化された両親に言われ中学高校は苦手な運動部と塾に参加して、大学に進学しました。
しかし結局どれもあまりうまくいきませんでした。字は今でも汚く、部活では中高共に学校で一番下手くそで、大学は内部進学を利用しました。私とペアを組むことになった友達のあの嫌そうな顔は今でも覚えています。
そうして育った私は今、「まとも」何でしょうか?辛いことを思い出して寝付けなくなり、人と関わることを極端に避けて、自分の悪いところを治す気もありません。ぼんやりとした希死念慮を抱えながら日々を生きています。
このまま生きていても希望を見出せません。一生両親に言われ続けたことを反芻して、今後も言いなりです。どうせこのあと言われることはわかります。就職しろ、結婚しろ、子供を産め、面倒を見ろ。「まとも」な子供欲しさに生涯私に注文をつけてくるのでしょう。
私は今、何もわからなくなりました。自分が何をしたいのかも、どうすればいいのかも、食べたいものも会いたい人もやりたいことも見たい景色も、何もわかりません。ただ雑に日々を消化しています。
教えてください。私は「まとも」ですか?
教えてください。救いはありますか?
教えてください。自分の人生とは何ですか?
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項
ななしさん
あなたはまだ自分の人生を歩んでいません。
両親の型に嵌められた生き方ももう辞めたら良いです。
いま現在も実家暮らしをしているならすぐにでも一人暮らしを始めて両親から離れましょう。
大学まで出してくれた恩はあってもそれ以上のものはありません。
住居について、役所の生活保護か自立支援センターを頼ると保証人の問題を解決してくれます。ハロワでも貸付けはありますのでどうでしょうね。
就職に意見されることについて、もしも親のコネが使えたらこれは使うべきです。
コネ入社はとても美味しいことですが、
それ以外の話は無視して良いです。コネもないのに意見されても意味がないのです。但し、資格絡みは是非取りましょう。
結婚相手について意見されるのが嫌なら同棲を3年以上すると事実婚扱いになるので良いかと思います。
勿論相手の方を吟味するのはとても難しいですので慎重にならざるを得ませんね。
あなたは大卒であることに変わりはありません。何事も情報を集め知識を蓄え経験を重ねいまより成長することが武器になります。
人生はこれからだ、あなたの時間はとても長い、自分はどう生きるのか模索するのは誰しもやることです。
暫くは未経験なことばかりですが凹んではいけない。それは社会見学だと思って受け止めてください。
負けるな。
ななしさん
小瓶主さんはまともだと思います。
親にかけられた「まとも」の呪縛に気付き、こんな子育てはまともじゃないのでは…?という違和感や悲しみ、不満や憤りをおぼえているのではないでしょうか。
絶対的だった親の存在や言動を相対化して、自分自身についても冷静に見つめ直している。
小瓶主さんは今、精神的な親離れと自立をしつつあるんじゃないかな、と思います。
そういう意味で、極めてまともに見えるんですよね。
親子関係やご自身の辛い気持ちをこうして文章化できて、他者の目の前にひらけたこと自体、私には救いの兆しのように思えます。
親と言っても全知全能の神様ではなく、偏見や間違い・勘違いや不安定な感情をたっぷり持ち合わせた、つまるところ「血のつながった他者」です。
親の言う「あなたのために」の大半は「親にとって都合がいいから」だったりします。
そういうものと距離をとることから、自分の人生は始まるんじゃないかな、と思います。
就職や結婚・出産をしなくても、人生にそこそこ満足しながら生きてる人は意外とたくさんいて、エッセイ本等も多数出版されているので、読んでみると生き方の参考になるかもしれませんよ。
ななしさん
まともですよ。
字が汚い?スポーツができない?
推薦で内部進学した?
そんな人間はたくさんいます。
だいたい、まともじゃなければ、こんな風に悩んだり、これでいいんだろうかと疑問に思ったりもしません。
救いはありますよ。
あなたはもうすでに、親のコントロールから抜け出したいという思いを抱いている。
今は一時的に無気力になっているようですが、支配から抜け出るためには力を蓄える時間も必要なので仕方ありません。
自分の人生とは、あなたも思っている通り、誰かの支配を受けずに生きることです。
これまでは、親の庇護下にあり、しかたなく干渉を受け入れてきたのでしょうけれど、今後の道は開けています。
まずは大学を卒業して、親の支配から逃れるために、家から離れた就職先を見つけることです。
無気力で何もしないなら、親の言いなりになったも同然ですから、卒業と就職だけは頑張ってください。
もちろん、就職先の選定は親の要望に合わせることはありません。
これからは家から離れるのだから、親の顔色を伺うことはないんです。
親の希望するところに就職しなかった。
親の言いなりにならない第一歩です。
これまでにあなたが成し遂げてきた事は、親の力ではありませんよ。
だから大丈夫。
あなたには何かをする力がある。
ななしさん
まともかどうか疑問を持てるならまとも。
救いはある。
自分の人生とは両親のものではなくあなたのもの。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項