いつかの、学校の授業でね。聞かれたんだ。『第一印象は何だった？』先生への第一印象

いつかの、学校の授業でね。
聞かれたんだ。

『第一印象は何だった？』

誰かに対する第一印象。
その時は先生に対しての質問だった。
先生への第一印象。

思い出そうとした。
なんだっけって、考えた。

...わからなかった。

次は友達、その次はクラスメイト。
隣の人、違う先生。
みんな、全員。
分からなかった。


その時は、人に勝手な印象を付けられないのかなって思ってた。
でも、なんか今わかった気がする。

多分僕は何にも期待して生きてないから。
人にも期待してない僕は、
第一印象とか分からないんだなって。

この人なら救ってくれそうとか。
この人なら分かってくれそうだとか。
この人なら、この人だったら。

そんな事を考えられなくなった。

だからこれは
まだ僕が人間不信な証拠で、
まだ僕は元気じゃないって証拠、

後遺症とか、そんな感じなのかな。
治るかも分からないもの。

きっと、人にいえば。
いや、ここの人だって。

悲観的に見すぎだろ、
なんて言うだろうな。

なんでもいいよ。
なんだっていいんだ。









期待をしてない。
希望を抱いてない。
何にも、誰にも。
諦めて生きてる。

そんなもんだよね。
やっぱりそうなるか。

そうやって、全部諦めてる。

だってそうすれば楽だから。
だってそうしなきゃ疲れるから。

今度疲れた時、僕は耐えられなくて
呆気なく、死ぬだろうから。


今は死にたい。
さっきは死にたいなんて思わなかった。
時間が経てばまた死が怖くなる。
最近はもうずっとそれを繰り返してる。

苦しい、寂しい
泣きそう、辛い
痛い、苦しい、寂しい

死にたい。


信じない僕は、信じられることは無い。
誰にも、信じて貰えない。
僕が、信じないから。

信じてるよ、
信じられてないことを信じてる。
信じてるんだ、
救ってくれる人の居ないことを信じてる。
信じてるから、
僕は諦めて生きている。


今の僕は、だから
先の僕は少し違うと思うよ。
今はちょっと呆れられて、怒られたばかりで気分が沈んでるんだ。


君はどんな僕を信じて、どんな僕を見て。
どう僕を裏切ってくれるのかな。
きっと君も僕を信じてないでしょ。

結局、誰も救われない。
誰も救ってはくれない。

それでいい。
もう、いい。