…機会があるものだから、病院へ 何度も足を通わせていると、時に すれ違う、いろんな人たちの人生を ほんの少しだけ のぞかせてもらえてるようなー
そんな 気持ちになることが、ある。
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母が入院した際、いっしょの病室にいた人達の中には、おんなじ病気の方々も、少なくはなかったという。
(※だいたい似たような病状の人達が 一緒になるよう、病院側は配慮することも多いというよ。)
私も何度か 話したことがあるけど、やっぱり 似たような境遇の人が集まれば 話も しやすくなるし、情報交換したり、それに 仲間意識も芽生えるのか、時には 昔の思い出話に花を咲かせたりもしたらしい。
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体が不自由になった おばあちゃん (母) のことを、車椅子に乗せて、一緒に お散歩してた娘さんはー
『母がいなくなることなんて、考えられなくて……』
と、笑って 言いながらも、目には ほんの少しだけ、涙を浮かべていた。
医療用帽子をかぶった、まだ 若そうな 女性患者さんは、やはり 重い病を患ってるらしいけど、旦那さんと、それに まだ 幼稚園か………低学年くらいの子供さん が、たびたび お見舞いに訪れていた。
ふつう、そのくらいの年齢の子供さんであれば、お母さんと別れる時、さびしがって 泣きそうなものだけれどー
あの子は いつも、気丈に 笑顔を振り撒きながら、エレベーターが閉じる その瞬間まで、お母さんに ブンブンと 手を振り続けるのだった。
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その他にも、認知症のおばあちゃんと手をつなぎ、いっしょに童謡を歌いながら 廊下を散歩する、優しげな看護婦さん。
危篤状態の患者に向かって、『お願いだから 戻ってきて、○○さん!』と 呼び掛け続ける 医療スタッフさん達の声………
たくさん、たくさん、あった。
………ああいうものを、連日のように 実際に目で 見て、聞かされていたらー
やっぱり、あらためて 命は 尊いものなんだ。
そして その価値は、誰かが まるで 神にでもなったつもりで 勝手に決めていいものなんかじゃない。
本人と、その人を 愛する人達が 決めることなんだ。
誰にも、それを壊す権利も、貶められる言われもないんだ。
ーって、そう 思わずには いられなくなった。
どうか、母ふくむ みんな みんなが、ずっと 元気で 幸せでいられますように。
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