猛暑日のにちようび。
ほんの一瞬の出来事です。
駅前で、真っ黒に日に焼けた
部活帰りの中学生が数人、しゃがんで
家持参の水筒、がぶ飲みしながら、たむろってた。
ひとりだけ、特徴のある男の子がいた。
その子は、しゃがんでいる男の子のひとりに
何か、話しかけた。
しゃがんでる方の子は、
通りすがりの私から見ても、人が人を見るにしても、
ずいぶん嫌な目つき込みで、言葉を返していた。
ああ、いやなかんじだな・・と思って、そのまま駅のエスカレーターに乗った。
その横を、さっきの特徴のある方の子が、さ~ッと駆け上がっていった。
ひとりだった。
その子は急いで券売機で切符を買っていた。
引きで見ると、なぜ??というくらい、
その子の身体は、猛暑でカリカリに乾いた泥まみれだった。
下で見たときは、なんとなく、みんなそんな汚れ方をしていた気がしていたが
ちゃんと思い出せば、そうではなかった。
この子だけだった。
あれは、濡れた泥が乾いたとき特有の汚れ方だ。
お願いだから、いじめられていませんように!
今日が、明日の延長だと感じても、それは、おまえ次第で
なんぼでもひっくり返せるぞ、って勝手に思った。
こっちの勝手なストーリーに,彼を当てはめれば、
その場にいたたまれなくなって、
急いでその場を離れたい一心で、ひとり駆け抜けていったのかな?と
思うが、
本当のところはよくわからない。
ほんとうのところは、本人にしかわからない。
私は、書きながらも、心底、いやな、かなしいような気持ちになるけど
それも、「ちゃいまんがな」・・だといいな、と思っています。
あ、もしかしたら、今日以前に,何か、確執があるのかもしれないし。
(立場が逆だった・・というのもあるな)
それでも、いい光景ではなかったです。
まいたん
名前のない小瓶
27715通目の宛名のないメール
小瓶を1042人が拾った
保存0人
お返事が届いています
ななしさん
貴方と同じ情景を目にしていたなら、やはり、同じ憶測と推測を以って、彼らを観てしまうと思います。
誤解であったならと願わずにはおれませんが、大抵の場合、嫌な感ほど当たるもの。
直感が警告する視覚情報を元に、貴方がこの小瓶を投じた事。
水面の小さな波紋が大きな波紋となるように、この小瓶の中身は、
読んだ後、文章中の学生に対し、何ともいえない不安が湧いてきます。
他人へ目を向け、記憶する何気ない事が肝要なのだと感じます。
再び、見かける機会がいつ訪れるとも解らないその子が、負けずに前へ進めるよう 援護射撃をする協力者が現れる事を望まずにはおれません。
ななしさん
勝手にストーリーを作ってそれを勝手に当てはめるのは私の悪い癖でもあります。
相手からしたら、「関係ねーだろ!」て感じですよねー
その男の子はただ単に他のみんなよりも早く帰っただけかも。私もそういう経験ありますよ
それは男女4、5人で友達の家に行った時のこと。
雑談してたら私は急に腹痛を起こして、泣く泣く帰宅。そしたら母親は私の腹痛を心配するよりも、「友達と喧嘩したから帰ってきたんじゃないか?」と勘違い。帰って来るのがあまりにも早かったので…。一方のわたしは腹痛のせいでろくに喋れず…結果的に事情を説明できず…喋れないくらいに痛かったんです
確かあれがあったのも夏だったなあ
ノスタルジー…
ななしさん
【小瓶主さんからお返事きたよ】
投稿者です
お返事が頂けてうれしかったです。
実は、書くことで余計偏見をあおるように、
曲解される恐れもあるので
あんまり、書かない方がよいのかもしれませんが、
(誤解は与える可能性があるので・・)
でも書いておきます!
噛み締めたような顔で通り抜けていった子は、
思いっきりアフリカ系の黒人の男の子でした。
最初は、36度も気温があれば、ここまで焼けるものなのか?と
背中を見ていたのですが、
顔見て、おお,外国の方か、と納得。
それしきの違いで、あの子らが、
詰問調で高圧的な態度を
取っても良い、という免罪符になるとは、
恐らくその面が、まともな大人(境界線がある、フラットな目線)なら、
大して何も思わないと思うのですが(中学生でもです)、
中高生といっても、歪んでない子は山ほどいますが、
相手は、思春期、集団生活の枠からのはみ出しを、
極端に恐れる世代でもあるので、反動で、
そういう子に飛び火が来ないとよいのだが。。との思いです。
(どうしても子どもだから、実際の世界は狭い人が多いと思う。
学校と家の行き来が生活のメインだし)
↑大抵の人は,その道(義務教育)を通っていくのだと思うので
年が若い人を、バカにしているわけではないよ。
今日も、泣くほど猛暑です。
ポカリ飲んで、ダラダラがんばるぞ!
皆様も、どうぞご自愛くださいね。
まいたん
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。