高校を、卒業しました
大好きな先生と、お別れしました
袴を着た先生はいつも以上に可愛くて、綺麗で、直視出来なかった
湿気で乱れた髪で隣に立つのはすごく嫌だったけど、最後に一緒に写真が撮れたこと
メッセージを書いてもらったこと
卒業生として、何の変哲もない別れ
辛い、寂しい、悲しい
そんな思いに囚われて上手くしゃべれなくって
大好きです、と精一杯伝えた言葉は
ありがとう、と当たり前だけどあっさり受け止められて
何でも無い、生徒と先生の別れ
同時に
まだ同じように学校に通って
先生の授業を受け
質問に行って、少しだけおしゃべりして
行事の時には先生ばかりを追いかけて、なんて
日常が続くように感じて
実感もないまま
卒業、してしまいました
今になって、涙が溢れてきます
あまりにも日常は、幸せだった
大好きだった
本当に大好きで
もう、会えない
日常が繰り返されることが
そんなに幸せだったなんて
今になって気付いても遅くって
ずっと高校生でいたかった
関係なんて進展しないまま
たまに話す生徒っていうポジションで良かったから
ずっと先生のことを見ていたかった、声を聞いていたかった
本当に終わってしまったの
まだ、まだ実感が無い自分がバカみたい
終わった
いつか、どうせ忘れてしまうから
同性の先生に恋だなんて
そんな若気の至りもあったなって
思える日が来るはずだから
早く忘れてしまいたいよ
辛い、会いたい
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