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連載小説「Peace」#10アルビナの願い

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今日の日記 10月6日(木)
【アルビナについて】
・14歳の少女
・ブロンドヘアで腰まである、適当に結わえている
・目は澄んだ青、まつげが長く二重
・服や肌が傷だらけで、泥汚れが多くある
・アフガニスタン在住
・勉強好き
・父と兄が現在おらず、母と二人暮らし

【鏡の世界について】
・世界中の人々が集まる?
・鏡の中に人が映り、近くの人間と話すことができる?
(謎が多く今の時点では不確定)

「もう何がなんだか…。」
日課である日記を書きながら、今日の出来事を振り返る。
パラレルワールドとかSFとか、1ミリたりとも信じてないのにさぁ…。
でも、「アフガニスタン」「紛争」という言葉に反応してしまう。
案外わかりやすいんだな、俺って。
全く面白くもないのに、乾いた笑いが溢れてくる。
天井を見上げながら、アルビナとの会話を思い出す。

「私、紛争に巻き込まれているの。」
「紛争…。」
「そう。お父さんとお兄ちゃんがいないのも、戦地に出向いているからなの。」
「…俺、ちょっとだけアフガニスタンに行ったことあって。」
「あら、本当?どうだった?」
「なんというか…。難民キャンプとか、日本じゃ絶対に見ないから、」
そこで言葉を切る。
なんて言えば良いんだろう。「可哀想」も違うし、「学びになった」というのも違う。
「…自分事として捉えなきゃな、って感じた。」
ようやく発した言葉は、自分の中の語彙で一番納得の行くものだった。
言葉が返ってきたのは、10秒ほど後だった。
「…瑠唯。あなた、優しいのね。」
「はっ?」
思いもよらぬ返答に、変な声が出てしまった。
「私ね、すごい辛いの。友達も家族も、いついなくなるのかって考えるだけで苦しくて。」
ずっと澄んだ眼差しでこっちを見据えてきた目は、いつの間にか伏せられていた
「だから、世界中の人に戦争の辛さを知ってもらいたいの。」
声が震えている。今の話をするために、どれだけの勇気がいるのだろうか。
「瑠唯。私のためにも、戦争についての広報活動をして。」

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