夜がゆっくりと更けていく。
内示が出た
異動だった。
勤務地は俺が削られて追い詰められて苦痛と疲労に塗れて休職した場所
社長との面談で
トドとは働きたくないって言ってあった、
もう、
俺より先に内示を受けたトドが職場に来た、今度は現職場に成ると伝えられた。
「下は誰も替わらないからこれからよろしくな」 と。
死刑宣告
疲労や苦痛に塗れた末の休職や退職の未来しか見えない
もう、あの景色はみたくない
話しをしていて雑に安く遣う気満々
ウンザリ
もうこのままだと死んでしまうかも知れない
そんな想いを抱きながら本社に赴き社長室のドアを開けた
話しをしていく上で
内示を頂いた。
トドとは一緒には、成らなかった
違う就業地だった
俺が潰れた場所
でもトドとは居ない
流島にも成らなかった
救いだ。
社長に話しても反映されず対応して貰えないのかと諦め絶望してたが
そんな想いは杞憂に終わった。
就業地の都合で5月1日からの異動に成った
あの場所には今度は何が待っているのだろうか？
夜がゆっくりと更けていく。
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