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CMYK の K は黒じゃない。長形封筒はチョーケーとは読まない。正しい知識を発信して。そんなはなし。

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YouTube でウサギ動画とクルマ動画を何本か観てた。
エンディングの「チャンネル登録よろしく!」のあとに出てくるおすすめ動画の中に、パソコン教室が運営していると思しきチャンネルの動画があったんで興味本位でクリック。

内容としてはパソコン初心者~入門レベルの人を対象にしたハウツーもので、前編と後編に分かれてる。
前編では、プリンターの使い方の基本(パソコンや無線ルーターとの接続、ドライバーインストールなどのセットアップ、用紙サイズや印字品質などの印刷設定 etc.)を解説。
後編ではプリンターの原理(インクの混色とか)や、使いこなし(いろんなものに印刷してみよう)といった内容を紹介。

まあ、中身にケチを付けるつもりはないんだ。
でも全体的に「入門レベルの人にとっては難しい概念を、難しい言葉のまま説明しているな」そんな印象を抱く動画だった。
易しい表現を使ったり、身近なものに喩えたりといった配慮もみられなかった。

あと、誤った知識に基づく解説がいくつかあったのも気になるところ。
プリンターの印刷原理のところで「インクカートリッジが4本ついてたら、それは4色プリンターです」みたいな話をしていて。
間違っちゃいないけど。
RGB と CMYK の違い(加色法・減色法とは)の話題になって、こんな説明があった。
 - C: Cyan
 - M: Magenta
 - Y: Yellow
 - K: Kuro
「えーっ、どこで覚えてきたの、そんな知識。パソコン教室の講師がこんなんで良いのかい」と思って吃驚した。

ご存知のように、K は "Key plate" の頭文字で、Kuro ではないし blacK でもない。
K をブラックインクの意味で使いたいなら "BK" と書く。
インクカートリッジを交換するときにでも、見てみてほしい。
もっと言うと、印刷の世界では黒い色のことを黒ではなく「墨」と呼ぶ(DTP の仕事や同人誌制作などをしたことがある人なら「スミベタ」などの言葉でピンと来るだろう)。

動画後編の話題は【封筒への印刷】へ移る。
講師曰く「中の書類がきれいに印刷されてても、それを入れる封筒が手書きのままでは印象が良くないですよね!」などと、緩やかに同調を求める口ぶり。
(いや、単なる自己満足に過ぎないと、僕は思うけど……)

「プリンターによって、使える封筒と使えない封筒があります」とか「印刷するときはベロ(フラップ)を上にしてセットして、プリンタードライバーで印刷の向きを変えましょう」とか。
まあ、基本はそうだな。

けど、メーカーやモデルによっては、フロントの用紙カセットに封筒をセットできないものもあるし、背面に用紙トレイが付いてない、あるいは付いていても手差しトレイになっている場合がある。
要するに「封筒印刷に向かないプリンターもあるよ」ってこと。
僕が長年愛用している、ミシンで有名なところのモデルは、一番廉価なものでも封筒のカセット給紙ができるし、一方でメイン使用の A3 対応機では「封筒は多目的トレイへのセットを推奨」とある。
そのあたりの解説が駆け足というか雑で、「詳しくはマニュアルを見てください」に終始している。
マニュアル自体、製品に同梱されてないしネットから引っ張ってくる時代だよね……視聴者の実態に寄り添ってないというか、ちょっと不親切だなぁと思った。

20枚の封筒に印刷するとして、宛名は一人ひとり違っても差出人の情報は変わらない。
Word などで版を用意して、プリンタードライバーで部数を20部にすれば、パソコンから受け取った1部ぶんのデータをプリンターが複製して20部出力するから裏面印刷が早く終わる。
1部ぶんのデータをパソコンから20回送信して一つひとつ印刷処理するのと、1回だけ送信してデータの複製と印刷をプリンターに任せる方法では、後者のほうが合理的かつ効率がいいよね。

「いらすとや」の素材をふんだんに使った画作りも大事かもしれないけど、そういう実利につながる Tips を出すのが講師の役目だよな、と思うわけで。
どんなに親しみやすくても、役立つ情報がなければ動画も観なくなるもん。

いま日本で流通してる封筒のうち、一番買いやすいのはきっとこれだよね。
 - 長形3号封筒(一般的な手紙用)
 - 角形2号封筒(A4 判が折らずに入る)
 - 洋形2号封筒(レターセット等)
100円ショップに行くと、グリーン・ブルー・ピンクなどカラフルな物もいっぱいあって楽しい。

動画の中では、パソコンで作成した請求書と封筒をプリンターで印刷するシナリオが紹介されてた。
封筒は、どのプリンターでもきっと問題なく使える長形3号。
ここで「おいおーい」とツッコミを入れたくなったのが“長形”の読み方。
その講師は「チョーケー」と言っていたんだけど、正しくは「ナガガタ」なんだよな。
(NHK ではナガカタと発音していた時期もあったみたい。平安時代の公卿である藤原長方ふじわらのながかたと間違えてしまいそう)

封筒の名前はたいてい長いので略称で呼ばれることがほとんど。
 - 長形3号封筒は「ナガサン」「N3」
 - 角形2号封筒は「カクニ」「K2」
 - 洋形2号封筒は「ヨーニ」「Y2」。

「パソコン講師は印刷屋さんじゃない」「細かいこと気にしすぎ」と思われた方もいるだろうけど、間違いは間違いだからなぁ。
その動画を観た人が、いつか「チョーケー封筒」って言ってクスクス笑われるようなことがあったら気の毒でしょう?
動画配信もいいんだけど、「これ、そもそも合ってるんだっけ?」情報発信の前のファクトチェックは必要だなぁと改めて思った。

♪Money Right (feat. Skepta) / Dizzee Rascal

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