私は1人で生きれるほど強くありませんでした。カルトのために生まれカルトの為に生きカルトをやめると家族はいなくなりました。生まれる必要のないゴミは死ぬことを選びます

私は1人で生きれるほど強くありませんでした。カルトのために生まれカルトの為に生きカルトをやめると家族はいなくなりました。お腹を痛めて産んだ母は息子より宗教を選びました。母が褒めてくれるのは宗教をしている私であり私を見ているようで宗教を見ているだけなのかもしれません。今となっては知るよしもないです。父は13歳の頃亡くなりました。破天荒で父としてはあまり良くなかったかもしれませんが私は好きでした。怒られる私を守ってくれました。そんな好きだった父のことですらもううっすらとした記憶に過ぎません。悲しいです。父は不倫や無免許事故などで母方の祖母、母に怒られ終わるのを良く部屋で体操座りして待ってました。あの時間が長く苦痛でした。母はヒステリックで感情の起伏が激しく時に人として口にしてはいけないことも言ってました。一番覚えてるのは父が亡くなって一週間後くらいに電話越しで言われたあなたも死んでほしい。お願い。というセリフでした。13歳の私にはとても重く苦しく受け止め切れませんでした。母は親戚と揉めて泣き叫んだり怒り狂ったりしてました。そんな母が可哀想で味方でいたかったです。しかし今となって分かったのですがきっとカルトのことで揉めたのでしょう。今でもふと考えます。もしカルトがない家庭に生まれていれば何か違ったのではないかと。母は良く人格否定をしました。私は自分がこの世で一番最低な人間だと小学四年生くらいから自負してました。姉も私も発達障害であまり物事がうまく出来ません。何しても平均以下と言っても過言ではない2人です。姉は母のヒステリックに耐えられず自殺未遂をしました。血で汚れた部屋を拭いた時の匂いは今でも忘れません。これで少しはマシになるかと思ったが母はめんどくさい、いっそのこと死ねばいいのになど口にして私は母がとても恐ろしく感じました。私と姉は私が21歳ごろカルトと気づきました。その時姉は唯一の味方であったのかもしれません。しかしみるみるおかしくなっていく姉を私は見ていられず距離を置いてしまいました。私はやはり最低です。友達を作るのが怖ったです。なぜなら仲良くなれば宗教に勧誘しなければならないと思っていてもし断られれば母に怒られ友達は離れると思ったからです。そんな私は友達がいません。私は躁鬱になりました。自分でもコントロールが効かず周りから人はいなくなりました。大学では資格をとり福祉の仕事で人のために働きたがったがカルトの件で家に居られなくなりそれも叶いませんでした。私は1人です。家族からは捨てられ友達もいない、無償の愛も知らずカルトの教えだけが勉強よりも染みついた生まれながらのアイデンティティもなく何もないゴミになりました。そんな私にも彼女が出来ました。とても可愛く頭も良く性格も良く家族からも愛されて周りの人からも好かれるような私の対極にいる人です。私は神の気まぐれか彼女の家族からよくしてもらいました。初めて家族というものを少しだけですが知れました。本当に幸せでした。自分の居場所ができる人から必要とされることがとてもありがたかったです。身の丈に合わない幸せは消えてしまいました。また1人になりました。私はなんのために生きてるのでしょうか。夢のような時間とまた1人に戻った現実の冷たさに耐えられません。もう楽になりたいです。ゴミが22年も生きながられて生意気に幸せを手にした罰でしょう。別に今更環境も親もカルトも何も恨みません。ただ恥ずかしいです。21歳ごろ全てなくなった時に私は存在価値などないと知ったはずなのにうかうかと人並みの幸せを手にしてしまい勘違いしてしまってました。生まれる必要のないゴミは死ぬことを選びます。関わってくれた全ての人たちに申し訳ございません。今までありがとうございました。