もう貴方を想い始めて4年になる。
あれは間違いなく初恋だった。
誰よりも賢く、無邪気に笑い、自らの能力を惜しみなく発揮して嫌味ったらしさを全くもって感じさせない。
まさに君は私にとっての太陽だ。
太陽である君は残酷でもあり、
私の心を図らずしも傷つける。
女の子のお友達なんて私以外にもう作ろうとしないで。君が相談してくれる時、私は優越感と下心でいっぱいなんだよ。それとちょっとの嫉妬心。
君の魅力にみんなが気付いてしまったら？
そう思うと背筋が凍る。
私だけ知っていればいい。
私だけの貴方。誰にも奪わせやしない。
だから、だから。
私の悪行はきっと悪行なんかじゃない。
だってあの噂話は八割九分事実だもん。
君が私と結ばれる為にした事だから。
女の子と遠ざけちゃってごめんね。
でも私以外の子となんか関わる必要ないよね？
誰よりもかっこよくて優しくて面白くて鈍感な君へ。
どうか世界中の皆から嫌われて、私からの愛だけを享受してくれますように。
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