ななしさん
もし仏壇があるのならその本尊と先祖に、ないのなら仏像(たとえば千手観音)を買ってその仏に、水をあげ、花を添え、果物や菓子を供え、できるのならお経をあげること。宗派によって違うが、普通なら、般若心経や観音経、大悲呪(千手観音の陀羅尼(だらに))をあげることでいいと思う。それを毎日続けること。宗派によって違うので何とも言えないが、菩提寺があるのならその僧侶に聞いてみるのがいいと思う。
昔風に言えば、功徳を積む、そういうことである。神棚があるのなら、毎日水や榊の水をかえ、時々(普通は毎月1日と15日)米と塩を供えるのがいいと思う。先祖の墓があるのなら、先祖の墓参りをして、先祖を供養すること。大事なことは先祖を供養することであって、墓の位置や向きがどうだとか、そういうことではない。今(自分或は自分達が)生きていることが、どれ程の人に支えられているかを実感して、心の中でも感謝すること。(本当はこうして口に出して言うことではないが。)近所の人がいるなら、会ったら挨拶すること。
仏教的に言えば、カルマということにはなる。カルマといっても、元々はサンスクリットで行為を意味するが、行為をすることが様々な結果を生むということで、その結果のいい悪いを善業悪業と言ったりする。それが自分に来たり自分の子孫に来たりする。あくまで仏教的に言えばであるが。自分の苦しみは、先祖の悪業の結果であるということも、可能性としてはある。尤も、苦しみ方がどうだと言う方が大事かもしれないが。
功徳を積む、というのは、いいことをするということである。
この辺で書くのを止める。