ななしさん
中高生だったら、そういう自己矛盾というのは、普通だと思う。何故なら、そうやって自分を或は自我を確立していくことが、大人になるために通らなければならない過程だと思うから。さみしいとか他人に頼りたくなる自分と、自分でやっていかねばならないと思う自分とが同居して、いずれ自分はそういう自分と折り合いをつけて、自分としてやっていく必要がある。ここで大事なのは、余り理屈をもちだしたりしないことだと思う。自分にとってこうだと考えることと、実際に自分はどうかということとは、必ずしも同じではない。頭で考えても、実際にそうだとは限らない。頭で考えたことを自分に押し付けようとしても、余りうまくいかない。たとえば、テレビゲエム(ハイフンが打てないのでこのような書き方をする)の中で上手くいっても、実際の世界や生活の中では上手くいかない。テレビゲエムでは抽象化したり観念化したり概念化したりして現実世界のものを捨象しているから、そこでうまくいっても、色々な要素があってそれらを考慮しなければならない現実世界では、勝手が違う。理屈になってしまったが。
本当は、自分は偉そうなことは言えないのであるが。
自己矛盾に押しつぶされそうになりながらも、自分を強くもって、その自己矛盾と何とか折り合いをつけて、自分でやっていくのだという方向にもっていくのが、大事であり、またそれが大人になるために通る過程だと思う。ただ、自分でやっていくのだという方向に向かっても、自分が自分を大事にしていかねばならないことには違いはない。自分をいたわり、自分をねぎらい、精神的な面ではとにかく自分で自分を何とかできるように、心のメンテナンスをするとか身体のメンテナンスをするとか、そういう、自分を維持していくためのことをすることも必要だと思う。
余り役には立たなかったかもしれないが、この辺で書くのを止める。