受験とか、模試とか、勉強とか、そういう言葉がトラウマになって一年。大学付属校に落ちた私は、自称進学校に通っている。全ての結果は貼り出されるし、模試の結果が悪いと強制補習があったりとか、莫大な量の課題に先生からの圧力が半端で無いとか。誠素晴らしいブラック企業、ならぬブラック高校。耐えられなくて学校を変えたり、退学した生徒は数知れず。皆他人を蹴落とそうとイライラしてるから、もちろんいじめだってエスカレートする訳だ。
「君達にとって頼れる存在になりたい」と語っていた先生は、目の前でいじめられて泣いていた女の子の事を見て見ぬ振りをして。彼女は不登校になった。今は私がいじめに遭っているけれど、まあそんなことは別にどうとでもなる。
なんか、「某大学への進学率が大幅アップ」して新聞や雑誌に載ったらしく、調子に乗った大人達は、ますます勉強に力を入れるため、今まであった歴史ある伝統を全て消した。珍しい科があって人気を集めていたのに、それを無くすなんて勿体ない。学校にとって生徒とは所詮、「進学実績を上げるための道具」でしかないのだから。
今日も学校がある。文化祭中に勉強していたかを調べるため、4つもテストが入っている10/2。私はもう、全く勉強しない子になっていた。学校は勉強しない者には興味がないのだ。学年トップから一気に落ちぶれた私に先生方は戸惑いを抱いた様だが。それもすぐ薄れるだろう。上の奴ばっかに媚びる。
私には昔からの夢があって、その夢とは学校の勉強に全く関係性がないもの。今までは両親の反対を受けて諦め掛けた平坦なものだったけれど、これを機会に目指す気持ちが強くなったので、そこは学校に感謝すべきかも知れない。他の人達は特に意味も無く勉強に明け暮れて、大学を合格した後の事、なんて全く考えていないのだから。「将来の夢は?」「公務員、安泰だから」というだけ(公務員が悪いとかそういう話では無いのです。誰に聞いてもその答えしか出ない、とはいかがなものか、ということ)。
あーあ。しんど。
中学、私には個性ある友人が沢山いたから、その分ショックが大きいのかも。ヤンキーだけどオタクだったり、ちゃらちゃらしたムードメーカーだけど精神面ではすごく大人びていて目の前をきちんと見据えている凄いやつだったり、とにかく自分の中の精神論を確立している子が多かった気がする。今でも連絡を取り合っている子はかなり多い。私が高校で辛かった時、学校をサボってまで話を聞きに来てくれた中学の友人大勢。私はこの人達の恩は一生忘れないだろう。
一方高校では、いじめられていた子を、私はね、最初は助けようとしていたの。けれどそいつは私を売って、いじめる側に回った。ひとりぼっちの時は私について回って、ピーチクパーチクうるさいものだった癖に。まあその後またいじめの標的にされて、不登校になっちゃった訳だけど。
早く高校おわんねーかな。地方に行きたい。家での暴力はもううんざりだ。自分で選んだ服を着てみたいし、自分で愛した人と愛しあいたいし、自分で選んだ道で生きてみたい。
とか言いながらもう学校に着いちゃうや。
今日はアイスを買って帰ろう。
「ドルチェ」ってやつのチョコうんたら、あれが美味しいんだ。オススメです。
お疲れ様。
今日も明日も、ゆるゆる頑張っていこう。