何故か急に語りたくなったので個人的に怖いと思った話をしようと思います。
高校2年、修学旅行で沖縄に来た時の
話です。旅行2日目にヒメユリの塔に行ったんです。それでヒメユリの塔の敷地内に入った瞬間、急に寒気を感じたんです。その時1月だったんですけど本州と比べたら暖かいのに、寒かったんです。で、どんどん奥に進むにつれて寒気だけでなく恐怖も感じるようになったんです。友達に何度も「大丈夫?」って聞かれるほど顔色が悪かったようなので相当やばかったんだと思います。
で、次の目的地…と言ってもそこから少し離れた所にある鍾乳洞へと向かう時間になった頃には「どっかで休んだほうが良い‼︎」と先生に言われる程ひどかったので荷物置き場にと用意していた部屋で横になって休むことにしたんです。相当疲れていたのか座布団を枕にして眠ってしまいました。
…その時夢を見たんです。真っ暗で何も見えない、でも自分の首が閉められている夢を。しかも人間の手で。男なのか女なのか、子供なのか大人なのか分からないけどとにかく凄い力で締められていてどんなに抵抗してもその手が離れることはなかったんです。このままじゃ死んじゃう!っと思った所で目が覚めました。あんな夢を見たせいか気分は最悪でした。
まだ時間もあるしとりあえず顔を洗おうとトイレに行きました。そしてそこにあった鏡を見た時、首に痣があったんです。
どことなく、人の手によく似ていた痣が………。