たむたむ
悲しい出来事でしたね。
あなたの小瓶を読んで、昔「みんなのうた」という番組で聴いた「クマのぬいぐるみ」という歌を思い出しました。
ずっと一緒に寝ていた泣き虫の君。今日からボク無しで眠れる。ちょっとかなしくて、とても嬉しい。というようなぬいぐるみ目線の歌でした。
また、ある翻訳家さんはこんな言葉を仰ったそうです。
「実在しない生き物が子どもの心に椅子を作り、それらが去った後に実在する大切な人を座らせることができる」
あなたのぬいぐるみは、あなたのことをどんなふうに歌うでしょうね。あなたの心に寄り添い、心の一部になったこと、あなたからこんなに大事に思われていたことを嬉しく、誇りに思うのではないでしょうか。
役割を果たしたら離れたところから見守ってくれます。残念ながら、少し時期が早かったかもしれません。でもあなたが傷ついて、立ち上がるのを、ハラハラドキドキしながら、応援してくれていますよ。悲しみ尽くした後には、ぜひ、安心させてあげてください。