つつじが咲いた
今日咲いた
はらはら陽の降る冬のあさ
つつじが咲いた
今日咲いた
お腹が大きくなるとつばめが飛んで
私が生まれるとつつじが咲いた
そんなつつじが今日咲いた
でてこないでほしい
母は言ったそうだ
でてこないとこまる
父は笑ったそうだ
つつじの季節に生まれた私は
お腹が空くとつつじをとった
あまい蜜がおいしかった
そんなつつじが
今日咲いた
きたきりすずめと笑われたから
お前もそうだよな と、つばめにやった
巣になげた、届かなかった
親鳥が来た
そんなつつじが
今日咲いた
へんな子
変光星がすきな
私は、あなたと
どこまでも平行線
それでも
かわりたくない
かわりになりたくない
でも
かわらず かわらず
お腹が大きかった頃つばめが飛んで
私が生まれた頃つつじが咲いて
かかわりたくない
そういわれた日も
咲いたつつじが
今日咲いた
ありがとう
を
おもう機会を
きみは私にくれたのですか
つつじが咲いた
今日咲いた
はらはら陽の降る冬のあさ
つつじが咲いた
つつじが咲いた
hatose
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ななしさん
読むだけで、ぽかぽかした陽の光を感じる。あたたかい。
沙樹
ななしさん
あまくて
にがい
つつじの蜜
また いつか 会いましょう
握手はなくても
もし
目が合ったなら
すこしだけ、下がり目の
三日月になっているといいですね。
（なんてな。いらんこと思った。ごめんな）
まいたん
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