円高と円安の違い。
輸出入との関係。
しょーもないのは承知しているのだが、何度調べても理解できない。
【円安の場合】
・1ドル=120円の時,10ドルのチロシンは1200円。
ドルに対する円の価値が下がってしまったので,1ドルに対して120円も出さなきゃならなくなる。
→円(の価値が)安(くなった)
→輸入に対して不利になり,輸出に対して有利になる。
【円高の場合】
・1ドル=90円の時,10ドルのチロシンは900円。
ドルに対する円の価値が上がったので,1ドルに対して90円しか出さないで済む。
→円(の価値が)高(くなった)
→輸入に対して有利になり,輸出に対して不利になる。
……(´・ω・`)?
要するに、イメージとしては
【円安】円がタバコの吸い殻レベルでしょぼい
輸入
↓
日本「どうか食料を分けてください」
米国「そんな吸い殻いらんわ」
日本「どうか、どうか…!」
で、惨め。
輸出
↓
日本「うまい棒あげます」
米国「おう、じゃ、ドルやるわ」
日本「おおお!お金や!吸い殻でも食っていけるこの国でなら一生遊べるわイェェ!」
サイコー。
【円高】円がツチノコなみに希少価値が高い
輸入
↓
日本「ツチノコほしいひとー」
米国1「ください!麦あげます!」
米国2「このキウイでどうか…!」
米国3「いや私が!」
日本「めっちゃもらえる~」
サイコー。
輸出
↓
日本「うまい棒食う?」
米国「おっ…じゃあ、ドルやるわ」
日本「どうも!」
(帰宅後)
日本「……ただのドルか」
日本「あのうまい棒、ツチノコ1匹ぶんやったのに…」
日本「あげなきゃ良かった…」
テンション下がる。
てな感じか?(´・ω・`)
違ったら教えてよー
もう全然分からんわ(´・ω・`)
ななしさん
円とドルの関係だけに絞れば、円高→ドル売り・円買い の傾向で円安→円売り・ドル買い の傾向ですよね。
政治が安定し経済が好調な国の通貨が一般的には高くなるのは、商売などの取引にその国の通貨が必要だという人が多かったり、引き合いの強い通貨を持って(に替えて) おきたい人が多くなるからですよね。
ただ、例えば輸出が好調で経済が上向きの国の通貨があまり高くなってしまったら、その国がちょっと困った事になる可能性があるというのは分かりますか。
1ドル=100円の時に「1年間、うまい棒10本セットを1ドルで販売します」と、日本企業がアメリカ企業と契約したとしましょう。契約期間中1ドル=50円(円高)になってしまった場合、うまい棒の売上をドルから円に替えると売上は半値に化けてしまいます。その上、国内では1袋50円の外国製コーンスナックが入ってきて価格競争が激しくなってくる。国内に工場を持っていては経営が立ちいかない。「国内工場を一部だけ残して残りは海外に移そう」工場が減るから失業者が増えて____。
あれ?経済が下向きになってないか
あれ?なのに円安にならないなぁ(なんでだろう)
あれ?これからどうしよう
と、いうのが非常に非常に大雑把ですがちょっと前までの日本の状況ではないかと思います。
ななしさん
2通目です。
1ドル=50円(円高)になってしまった後について少しだけ補足を
商品の取引価格を見直しする場合なんですが、日本企業の立場からすると単純に1セットあたり2ドルにしてしまいたい___ところですがそうもいきません。原料を海外から調達しているのであればそのぶん価格を安く抑えることができるというのもありますが、アメリカ国内の相場を無視した価格設定では(普通は)商売にならないからです。「国内に工場を持っていては」原料を海外から調達したところで日本国内で(円で)かかるコスト(給料など)が(通貨(物価)安の国と比較して)原価を押し上げるために競争力が低下して「経営が立ちいかな」くなるのです。
お金の値段について補足
引き合いの強い(必要な人が多い・確保しておきたい人が多い→政治が比較的安定して経済が好調な国の)通貨は『普通』高くなります。それは通貨の量が必要とされている量に満たない状態だからです。ですので、通貨の量を増やせばちょっと強引ですが高くなりすぎるのを防ぐことが出来ます。ただし、失敗すると安くなりすぎてそれはそれで困ったことになります。
ななしさん
今、手元に9,000円あるとして…
【円高】
1ドル100円ならば
9,000円÷100円=90ドル
1ドル90円ならば
9,000円÷90円=100ドル
上記のように円をドルに両替できました。
円をドルにたくさん交換できたのは「1ドル=90円」の時だから、「円の価値があがった」ので円高となります。
【円安】
1ドル120円ならば
9,000円÷120円=75ドル
同じ9,000円を持っていても75ドルとしか交換できません。
上記とは逆で 「円の価値がさがった」ので円安となります。
【輸出入について】
購入しようとしているブランド品が100ドルで売っていたとします。これを円で買うには・・・
1ドル100円ならば
100ドル×100円=10,000円が必要
1ドル90円ならば
100ドル× 90円= 9,000円が必要
同じブランド品を買う場合、1ドル=90円の方がお得に買えます。
よって、海外旅行に行かれる方や海外の商品を買う人は「円高」の方が安く買えます。
円安はこの逆。
考えるのが面倒な方は
1ドル=○○円と言う表記で
○○の数字が下がると『円高』
○○の数字が上がると『円安』
円高…輸入が有利で、輸出が不利
円安…輸入が不利で、輸出が有利
と覚えておけばいいと思います。