3年ぶりに君を知った大会を見に行きました。
3年前のあの日が懐かしくなった。
舞い上がるシャトルとそれを追いかける君の姿に一目惚れをしたこと。
他校だった君とどうすれば近づけられるのか考えたこと。
うまく面と向かって話せなくて携帯電話ばかりでコミュニケーションとっていたこと。
話せなかったからすれ違って想いが伝わらなかったこと。
あれから3年。
君がいない年月のおかげで違う世界をたくさん見ました。
それは優しい世界であり厳しい世界でもありました。
君は浪人して厳しい世界を見てきたんだと思います。友人から聞きました。
お互い違う世界の中に入り込んで、
君のこと少し忘れていました。
嘘です。
思い出さないようにしていました。
思い出したら楽しかった過去も
悲しかった過去も思い出すから。
なのに、久しぶりに大会を見に行っていないはずの君の姿を追っている私がいました。
ああ、まだ好きなんだ と思いました。
会うことはこれから先、ないのに。
交わることはないのに。
違う世界を生きていくとお互いに決めたときから。
電話番号もメールアドレスも消していました。
なので、この場を借りて。
私は君が好きです。大好きです。
あのとき怒っちゃってごめんね。
怒らせちゃってごめんね。
たくさん優しい言葉をかけてくれてありがとう。
つらいとき言葉の数以上に救われました。
いつか会えるならそのときに君と笑いあえますように。
君が幸せな人生を送れますように。
祈っています。 さようなら。