忘れてしまう。失ってしまう。
私のかけら。
取り戻そうと夢をみる。何度夢想してみても、手がとどかない。もやがかかったまま、景色はぶれて、滲んで、すり抜けていってしまう。
ネバーランドに心だけ置き去りにされてしまったみたい。
今目にうつるものは、どれも鈍くて、あの頃の痛みに、感動に、届かない。
どれもこれもニセモノっぽい。
私は過去ばかり想っている。過去に縛られている。どうしてもあそこから動き出せない。抜け出せない。
時間ばかりがただダラダラと流れ、こぼれ落ちていくだけ。
私は、何をすれば、どうすれば、みたされる?
どうしたら今に目を向けられる?
何から逃げ出したいのか、それを考えるのすら怖い。
私が本当に恐れているのは、時代の流れ。私は何にも変わらないのに、勝手に押し流されていってしまうこと。
だれか。わかってるけど。誰かにすがることがバカらしいことだって、もう知っているけれど。
それでも、いまここから抜け出したいこと、思わずにはいられない。
バカだねえ。だれか、叱ってください。こんな私を目一杯叩いて、叩いて、あの頃の景色に連れ戻してくれたらいいのに。
私は、今も昔も、ずっとずっと何が欲しかったの?
…ただずっと、みたされたいだけなのに。
ななしさん
満たされないのは愛されていないから?
自信ある人は誰かから批判されようが、されまいが自分の軸は実のところ全くブレません。誰かを批判したくなった時、その時あなたは心が満たされていないということになります。誰かを貶めようとしたらあなたに必ず跳ね返ります。そして非難されます。
誰かと比べないのが実のところ一番大切な事です。誰かと比べたがるのは人間のサガではありますが、比べていい事ってあまり無いと思います。比べないで自分を高めようとする行動、身のある誠実な姿勢こそ他人とはよく見ています。偽りで作った仮面も時が経てば割れ落ちます。変わりたかったら理想の自分を描き、そうなる努力をするしかありません。表面的な誰かの真似事など、見破られてしまうし意味すらありません。