春夏秋冬いつも思うんだけどさ、誕生日ってなんでおめでたいの?祝うものなの?
人は一組のカップル(親)によって突然問答無用に生み出されて、訳もわからず子供は数年、数十年生きることに設定されている。しかも、生きるのが嫌になったからってダラダラ生活したり、自殺することも許されない。いや、許されないって程でもなくても、生きているだけでいいとか親が悲しむとか若いのにもったいないとか、そんなよく解らない理由で引き止められる。おそらく引き止める側も引き止める理由はあんまりわからずに言ってるんじゃないかな。とりあえず止めないとひとでなしってことになるから。
誕生日おめでとう。生まれてきてくれてありがとう。ってポジティブな空気でお祝いするのが当然になってるけれど
生まれてから一年ずつ、歳をとったことで一歩死に近づいた実感の喜びが根元なんじゃないかな。
生まれてから今まで数年、よく我慢したね。生きることを頑張ったね。これで残りの生きる年齢はひとつ削れたよ。気が楽になったね。
せめて年に一度のこの日だけはプレゼントを貰って笑顔を向けられて、人生の息抜きをしてね。
凄く生きたくて仕方ない人にとっては、残りのカウントダウンが進んだことで、より中身がこい人生を過ごさなきゃ、と意気込むことができ頑張れる。
誕生日って結局そういう日だと思う。
違いますか?
名前のない小瓶
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名前のない小鈴
わかる
誕生日の度に絶望感が生まれる
なんで産まれてしまったんだろう、
なんで生きてきてしまったんだろうって。。
おめでとうって言われても正直複雑
あたしは嬉しくないのに
全然目出度くないのに。
名前のない小瓶
横レスすみません。
11通目です。
12通目さん、目からウロコでした。
たしかにそうですよね。
私も気を付けます。
ななしさん
こういう考えがあってもいいというなら、それはおかしいという考えがあってもよかろう。
名前のない小瓶
あなたのような考えも、ちょっとわかります。
生まれてきたことに感謝したいです、
は別にいいけど、
生まれてきたことに感謝しなさい、
はおかしいと私も思っていますから。
生まれてきたことに感謝できるのは、幸福なひと。
壮絶な人生を歩んでいるひとに対しても、
生まれてきたことに感謝しなさい、
なんておかしい。
いろんなひとがいるんです。
価値観はさまざまです。
ここで、それはおかしい、って言ってる人は自分は正しいと思ってるんでしょうか。
こういう考えもあっていいし、私は共感できます。
ななしさん
祝うものが一瞬呪うものに見えた。
ななしさん
昔、担任の先生が自分の誕生日は生んでくれた親に感謝の花束を渡していると話してたな。そんな考えかたも悪くないと思うよ。
ななしさん
人によって違う
ななしさん
なんでそんなネガティブな考え方なの!!
びっくりした。
ななしさん
昔々は、誕生日って概念が無かったんですよ。
今とは違って暦とかカレンダーが曖昧だから、生まれた日がいつか、何日立つのか、ちゃんと管理出来なかった。
だから2月に生まれようが10月に生まれようが、翌年1月1日で、全員1歳ずつ年をとっていくことになってたらしい。
数え年っていうのがそれ。
それが、日付を管理出来るようになって、皆が生まれた日が明確になった。
某歌の「元々特別なオンリーワン」状態になったわけです。
昔は早く亡くなる人が大半だった。
出産で亡くなる母も子もいたし、今のように医療が発達していないから、生まれても病気ですぐ亡くなってしまう赤ちゃんも多かった。
誕生日を毎年迎えられる人が少ないからこそ、無事に生きてこられたのを祝う気持ちが生まれたんじゃないかと。
そう考えれば、誕生日の元々の意味は、やはりポジティブなものだと思う。
(あとは、ケーキやプレゼントを買ってほしい業者が、売り上げを伸ばす為に誕生日を祝おうと盛り上げまくったなんて情報操作もあるんじゃないかな…笑
バレンタイン商法とかクリスマス商法と同じように)
あなたは死ぬのに一歩近づいた喜びというけど、人は本来死ぬことを拒否していると思うんだ。
例えば色々な宗教に死後の世界が設定されてるよね。人はこの世で死んでも、あの世で裁判を受けたり、天国で永遠に幸せに暮らしたり、神に仕える戦士になったりする…という考え方。
これは肉体が死んでも、魂は残る。「自分」という存在は消えない、消えて欲しくないという、死に対する人間の恐れや祈りの現れじゃないかな。
だから死んだ人に対しての供養がある。お墓参りをして、お供えをして、「覚えてるよ」「愛してるよ」「あの世で元気にしててね、またいつか会おうね」って伝える。
例え体が消滅しても、人は生きたいと思う。
生きていて欲しいと願う。
頑張って生きてきて偉かったね。
よく我慢したね。
の後に、
あなたが生きていてくれたから、私はあなたに会えたよ。あなたに会えて幸せだよ。
生きてきてくれてありがとう。
これからあなたに辛いことがあったら、私も支えの1人になりたいよ。
と考えて、「お」と伝えたいのは、綺麗事に聞こえるのかな。
ななしさん
そういやクリスマスってなんで祝うんでしょうね?
もうこの世にいない人の誕生日なのに。
しかもどちらかというと前日(厳密に言うと違うけど)の方が盛り上がるって不思議ですね。
ななしさん
そもそも死ぬのを止めるのに大した理由なんてない。
生きてるのが当然なのに死のうとする。それは異常なことだから止める。
その人に死んでほしくないから止める。
これで十分だと思う。
十分すぎるくらい必死な思いで止める。
誕生日はその日まで無事に生きて来たことを祝う日。
この先も生きていけるように祈る日。
この日まで生きてこられたことを感謝する日。
今のように生きることが当たり前に出来なかった昔の人々が作ってくれた素晴らしい日。
自分があとどのくらい生きられるかなんて知ったことじゃない。
君は生きているのがとても嫌なんだね。
でも生まれた時から生まれたくなかったなんて考える人なんていない。
また生きていたいって思えるようになるまで死なないで。
ななしさん
考えたことないな。
自分の誕生日、下手すりゃ年齢さえよく忘れる。
っていうか、それ言ったら命日は?
ななしさん
そりゃ高齢者の心境ですよ。少なくとも小学校低学年の間は誕生日は嬉しいと思います。そうでないと言うならそれは貴方を取り巻く環境が相当悪かったんじゃありませんか?
ななしさん
死に近づいておめでとうでも大きな事故にも遭わず生きてこれておめでとうでもおめでとう。
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