大好きだった君へ
君のことが好きだった
愛していた
でも君は奪われてしまった
全て完璧なあの子に
私より
可愛くて賢くて面白くて楽しくて頼りになる
敵わないあの子に
あの子は私が
君のことを好きだと話してから
君とどんどん仲良くなっていったね
そして君はあの子を好きになったね
そして君は私と話してくれなくなったね
君は私を嫌いになったね
でも今は私も君のことが嫌いなの
失望したの
簡単に騙されるんだから
妬みだと思うでしょうね
そう、これは嫉妬なの
君だけ手に入らなかったの
好きになった人は皆
私のこと好きになってくれたのに
私が手に入れられないものを
私が敵いもしないあの子は
いとも容易く
手に入れやがった
あの子は私を敵視している
私も今は敵視している
お前が奪われるまで
私が手に入れるはずだったお前が
女の嫉妬ほど怖いものはないよ
だから私はひっそり、こっそり
ここに流して新たな恋にすすむの