たぶん小学校4年生頃からなんですが、自分の存在を認めるということができません。
私には5歳上の、めっちゃ完璧な姉(Aとします)がいます。
姉は、ほんっとに会う人すべてに好かれます。
だから周りの人はみんな姉のことが好きです。
小学校に入学すると先生たちから「ああ、Aちゃんの妹だー!」と言われて
Aの妹というだけでかわいがられました。
中学校に入学しても、姉のことを知る先生や元担任の先生から「Aの妹が来たぞ!」と言われ
また優しくされました。
姉のことをよく知らない先生たちには見向きもされませんでした。
高校は姉と別でしたが、姉の友達がたくさん先輩として居たので
「Aの妹じゃない!?」と言われてかなり声をかけてもらいました。
私はバカだったので、
みんなが「わたし」のことを好きになってくれたから声をかけてくれたり、かわいがってくれるんだ。
と思い込んでいました。
でも、高校生になってうすうす気付いてきました。
みんな、「わたし」を見ているんじゃない。
「Aの妹」を見ているんだ。
私は、姉とセットじゃなきゃ、なんの魅力も価値もない。
私を「わたし」として見てくれる人はいない。
「Aの妹」って相手が知ってないかぎりだれにも見てもらえないし、好かれない。
ということです。
それは親も同じでした。
わたしは「Aの妹」という存在でなければ、姉のうしろにくっついていなければ
家の中でも価値はありません。
親の私に対する反応で分かります。
とても苦しくなりました。
そのせいかはわかりませんが、そのことに気付いた高校後半から今まで
告白してきた人がいればだれでもよくて手あたり次第に付き合いました。
恋愛感情は、思い起こしてみればあまり感じていなかったと思います。
ただだれかにしがみつきたくて。
私を「好き」と言ってくれて「わたし」だけを見てくれる人が欲しかったんだと思います。
体も簡単に付き合った人全員に許しました
そのせいで病院行く羽目になったこともありました
どうしたらいいんだろう。
もうこんな思いはしたくない。