まず、中村国香の房総史料。
タイトルだけいって、これだ!ってわかる人いるのかな…。
里見八犬伝が大好きで、その史料として読まれたこの文書が前々からすごーーく気になっていました。
図書館のデータベースで探して、大量の資料の中からやっと1点、一部だけ!見つかりました。
地理書、っていうのかな。地形とか伝承が書いてあるやつ。
江戸時代に書かれたものなので、がっつり古文。漢文混じりの。
わからない用語は、日本史の先生に頼って、20ページをなんとか読みました。
達成感。古典真面目にやっておいてよかった、なんて。
あ、これあのシーンに出てきた!っていうのがたくさんあって興奮しました。
放課後の職員室前のテーブルでにやにやしながら読んでたから、先生方に変な生徒だって思われたかもしれない(笑)
けれどいいや。それぐらい嬉しかった。
この夏は読まなきゃいけない本が大量にあって、ちょっと本を見るのが嫌になりそうですが、
自分の知識が広がっていくのって楽しい。
あと、赤川次郎の午前0時の忘れ物。
マニアってほどに読んでいるわけではないけれど、赤川次郎は好きです。
勉強を放り出して読んでしまいました(笑)
書かれた時期はけっこう前だけれど、今でも十分面白い。
ここ数年で再発行されたことがそれを証明しています。
赤川次郎を好んで読む友達がいなくて、良さが語り合えないのが悲しいです。
赤川次郎の魅力は女の子だと思うのです。
明るくて、男勝りで、積極的で、
このお話の子は違ったけれど、みんなの中心にいるような女の子。
羨ましいし、憧れます。
あと、官能的なシーンってあまり好きではないのですが、赤川次郎はさらっと読める。
女の子が魅力的すぎて。
…だめだ、書いていたら赤川次郎の作品が読みたくなってきた。
大人しく勉強します…。