高校2年と3年で、私はクラスで友達が居ない、いわゆるクラスぼっちだった。
高校1年では友達が沢山でき、部活でも沢山できた。だからまた話しかければ友達出来るよね、と思っていたらいつの間にかひとりぼっちになっていた。
2年間、辛い思いをした。修学旅行では、寝室で他のクラスメイトが私を居ないように扱って夜中喋っていた。私はトイレに籠って泣いた。
でも、部活の友達や他のクラスでの友達は変わらず仲良くしてくれていて、昼食と帰宅時間はちっとも寂しくなかった。
卒業しても、部活が一緒だった友達とは交流を続けていて、今でも半年に一度は遊ぶほど仲はいい。
ただ、少しだけ気になることがあるんだ。
仲良くしてくれる彼女ら、彼らは「私がぼっちだったこと」を知っているのだろうか。
クラスが違うとはいえ、教室移動や行事などでクラス単位で過ごすときは、いつも一人だったから、「ぼっち」を気づかれている可能性も少しはあるのだ。
私がぼっちだったことを知っていてもなお、仲良くしてくれているのか。好きでいてくれるのか。(人間として好き、という話です)
本当は聞いてみたい。でも、「ぼっち」だったことを知らなかったとしたら、この質問をした時点で幻滅して、嫌われてしまうだろう。
ちょっとだけ、他人の心を読み取れたらなあ。と思う今日この頃でした。